中山の芝重賞は8枠・ピンク帽子 〜中山牝馬ステークス〜

昨年の12月のステイヤーズステークスから中山での重賞で異常なレベルでピンク帽・8枠の好走例が多い。それは人気馬、人気薄、関係なしに来る。

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12月から中山の重賞で8枠の馬が来なかった重賞は、有馬記念ホープフルSのGIレース。そして、フェアリーS中山記念のみ。

GIレースは仕方ないにして、フェアリーSでは8枠のフィールシンパシーが4着。中山記念はパンサラッサの大逃げという特殊条件でした。

それ以外のレース全ての芝重賞で8枠・ピンク帽の馬が来てます。

今の中山重賞で8枠・ピンク帽の馬はとりあえず買っておけ。

という訳で

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◎◎◎◎クリノプレミアム◎◎◎◎

フェアリーポルカも8枠ですが、あちらは2年連続馬券内で明らかに中山適正がバレバレですし、普通に売れるだろうし、三浦皇成

私の記憶上、3年連続で同一重賞で馬券内に来た例ってあんまりないんですよね。

なのでこちら。

・8枠・ピンク帽

・距離延長となる中山1800mはこの馬に適正向く
・斤量も下がって53.0kg
・前走やる気なし

鞍上の松岡正海が1番の不安要素ですが、人気薄ならマイネルファンロンの一件もあるので中山重賞ならまだ信用はできそう。京都金杯では5着でしたし、穴をあける可能性を1番秘めてるのがこの馬。

オルフェーヴル産駒というのも1つ。昨年、8枠からオルフェーヴル産駒のホウオウピースフルが4着に来ましたし、オルフェーヴル産駒というのもプラス。

相手はフェアリーポルカ、ミスニューヨーク、ローザノワール、アブレイズ、シャムロックヒル

テルツェットは、ルメールから田辺への乗り替わり。中山牝馬ステークスルメールから田辺へ乗り替わりってノームコアを思い出すし、嫌な予感しかしない。斤量も重いし、買うなら次のヴィクトリアマイル

ルビーカサブランカの前走は、鞍上の好判断での重賞制覇。斤量も重くなるし、中山よりは大箱の競馬場向きだと思う。

ドナアトラエンテは、明らかに右回りより左回りの方が向く。重賞を勝ってないのに斤量は重賞勝ち馬と同斤量。引退レースなので無事に競馬を終えてくれれば、、って感じですよね。

こんな感じで。

松岡正海さん。普通に乗ってくれればそれでいいです。よろしくお願いします。

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昨年の雪辱、師弟コンビで掴む中央の勲章 〜フェブラリーS〜

お久しぶりです。生きてます。

2021年秋はブログを途中で辞めるくらい散々な結果でしたが、2022年はどうでしょうね。知らんけど

2022年1番最初のGIフェブラリーS

本命馬は去年と同じ

kanomisaku.hatenablog.com

いや、去年のレース見て今年の本命馬はこの時点で決まってました。

去年のレースのパトロールビデオ見れば分かります。

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カフェファラオ、エアスピネル、ワンダーリーデル、エアアルマス、インティ
上位に来た馬全てが道中インにいました。 内が極端に有利だった。
でも
レッドルゼルだけ
8枠で外から伸びてきた
しかも初マイルで中2週

今年はその不安要素がない

もう

レッドルゼルが負ける訳ないやん。

という訳で

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◎◎◎◎レッドルゼル◎◎◎◎

今まで後方で脚をためて終いを生かす競馬を徹底してましたが、脚を余して負けることが多かったですよね。

しかし前走1400のJBCでは道中で動いて捲りの競馬で3馬身差の圧勝。

脚質に自在性がでてきて、成長を感じます。

あの競馬ができる今のレッドルゼルなら距離不安なんてありません。何ならマイルがベストだと思うし、去年のフェブラリーで1番強かったのは君だもん。

川田将雅さんは、「距離が長い」ってネガティブ発言してますけど、昨年の大阪杯でのレイパパレ、安田記念でのダノンキングリー

この2つでかなりネガティブ発言してたのにも関わらず勝ち切りましたからね。

マジで負ける訳ないやん。。。

と言いつつ仮に負けたとしても馬券内は固い。いや逆にこのメンバーでこの子が来なかったらもうお手上げですよ。

問題の相手

ぶっちゃけ誰が来てもおかしくないようなメンバー構成

そういうレースで1番気にしておきたいのがレースの「適正」「過去のGI実績」

東京ダート1600mの適正と過去のGIなどで馬券内に来てる馬たち。

言わゆる「リピーター」ってやつ。

フェブラリーSは高齢馬のリピーターがめっちゃ来る

若い頃に馬券内来て、高齢馬になったらもう一度馬券内来るやつ。

もう終わった馬だと思わせといて、人気落ちしてここで来るのかよ!

ダートグレード競走でよくあるやつ。

過去にエスポワールシチーテスタマッタワンダーアキュートインカンテーションベストウォーリアノンコノユメ、ワンダーリーデル

こんないます。

過去のフェブラリーSで馬券内に来た馬

カフェファラオ

ケイティブレイブ

エアスピネル

サンライズノヴァ

インティ

この中から1頭、いやこの中で決まっちゃうんじゃないのこれ。

ただ、カフェファラオはピンかパーでムラのあるアメリカンファラオ産駒。ルメールじゃない時点でお察しください。

エアスピネルも去年より人気してるし、積極的に買う材料がない。

そうなると、ケイティブレイブサンライズノヴァ、インティの3頭。

この3頭は絶対買っといて損はないかなと。

いやこれまじで来ると思う。特にサンライズノヴァとか毎年それなりに人気してたけど今年は人気薄ですよ?なんで今年来んねん。。って言ってるとこが想像つく。ケイティブレイブも菅原明良って文字だけで買えます。

・ソダシ

メンタル的な問題ですしダート適正も疑問。

そもそも牝馬がダートG1勝つの難しすぎるし、前走逃したのがプラスになるとは、、、

それでもこのメンツなら蓋開けてみれば勝つみたいな未来はありそう。この馬もピンかパーだと思う。

ソリストサンダー

フェブラリーSで人気して来ない馬の典型

過去のサンライズノヴァ、アルクトス、ワイドファラオみたいな感じですよこの馬。

根岸Sで人気して飛んだ馬ってフェブラリーでも人気するけど根岸組って馬券内来ないと絶対本番で来ないんですよね。普通に消し

テイエムサウスダン

明らかに距離が長い。コパノキッキングのイメージ。根岸ステークスでも1600を意識した競馬ではなかったから厳しい。

・テオレーマ

牝馬が牡馬混合のダートGIを勝つのはかなりキツいですし、ルメール騎手はこのレース2連覇中です。過去のブログで話しましたけど、ルメールが同一GI3連覇を目指したレースは2020年天皇賞・秋でのアーモンドアイ以外全てのレースで馬券圏外です。ルメール自身も調子が悪いですからね。ルメールだから来そう、怖いとかいう訳の分からない考えはしなくて大丈夫。

印にすると

◎レッドルゼル

サンライズノヴァ

ケイティブレイブ

△インティ

エアスピネル

△ダイワキャグニー

☆ソダシ

ソダシとインティ次第なとこあるけど、ダイワキャグニーもしも逃げてきたらちゃっかり3着死守してそうで怖いということで印

めっちゃ荒れそうな予感。

かつての主戦が決める名伯楽の定年の花道 〜ダイヤモンドS〜

藤沢和雄厩舎の定年まであと2週です。

そしてかつての主戦のメモリアルまであと1勝

そう

田中勝春です。

田中勝春 通算1800勝まであと1勝なんです。

そして今週は藤沢和雄厩舎の馬で重賞挑戦

いや、なんかあるかな〜と考えてみたりする。

今の時代に田中勝春なんて買える騎手ではないんだけど今回はすごい匂うんですよね。

2022年に入って田中勝春×藤沢和雄のコンビが復活

シーヴィックセン 2着

カランドゥーラ 1着

ランフォザローゼス 10着

カランドゥーラで9年ぶりに藤沢厩舎で勝利

3戦して馬券内2回

という訳で、、

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◎◎◎◎ランフォザローゼス◎◎◎◎

無謀だと思われてもいい。でも買える材料はある。

・圧倒的8枠

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ダイヤモンドステークスは圧倒的に8枠の勝率が高く次順に7枠

完全に外枠が有利なレース

ランフォザローゼスは8枠14番を引きました。

・去勢明け3走目

先週のアフリカンゴールドがブービー人気で重賞制覇 この馬も去勢して復活した馬です。

・過去に重賞で2着2回

京成杯青葉賞と重賞で2着2回と走ってます。

・斤量54キロ

今まではオープン特別や定量戦の重賞ばかり出走してたので56キロなどを背負わされていましたが、今回はハンデ戦で54キロの斤量減

54キロは3歳時の毎日王冠以来

本気で一発あると思います。

頭まであると思ってます。

ランフォザローゼスがミライヘノツバサするよ!!

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有終の美でも世代交代でもない 『復権』〜マイルCS〜

昨年のブログと考え方は全く同じで大丈夫だと思います。

kanomisaku.hatenablog.com

 

このレースはかなり外厩要素が含まれてるレース

過去のマイルCS

2015年 モーリス ノーザンF天栄

安田記念から直行

元々は毎日王冠を使う予定が回避し、安田記念からの直行となったが優勝

2016年 ミッキーアイル ノーザンF天栄

スプリンターズSマイルCS

音無厩舎でも外厩はノーザンF天栄

この時点で天栄は直行ローテでも、スプリンターズSからの少し空けた間隔も攻略済み。

2017年 ペルシアンナイト 追分F生産

この年は間隔を空けてきたノーザン外厩馬がおらず、R.ムーアもC.ルメールも社台Fのエアスピネルイスラボニータに騎乗

勝ったのは追分Fのペルシアンナイト

2018年 ステルヴィオ ノーザンF天栄

毎日王冠マイルCS

ノーザンFがやりたかった事、モーリスで出来なかったことを叶えた馬

毎日王冠からのローテで優勝

2019年 インディチャンプ ノーザンFしがらき

毎日王冠マイルCS

2年連続毎日王冠ローテの馬が優勝

こちらはノーザンFしがらきですが、マイルCSの王道ローテが毎日王冠というのを証明した。

2020年 グランアレグリア ノーザンF天栄

スプリンターズSマイルCS

ご覧の通り、このレースに向けてしっかり間隔をあけて、天栄・しがらきを使ってきた馬が結果を残す。

逆に秋天富士ステークススワンステークスを使った馬は全く勝てていません。

 

今年のノーザン外厩

・ノーザンF天栄

シュネルマイスター 前走 毎日王冠

・ノーザンFしがらき

インディチャンプ 前走 安田記念

グレナディアガーズ 前走 京成杯AH

カテドラル 前走 京成杯AH

ケイデンスコール 前走 毎日王冠

・ノーザンF早来

サリオス 前走 安田記念

外厩なし(在厩調整)

グランアレグリア 前走 天皇賞・秋

ダノンザキッド 前走 富士ステークス

ホウオウアマゾン 前走 スワンステークス

 

コレ見たら分かる通り

消消消消グランアレグリア消消消消

となる。

ダノンザキッドもホウオウアマゾンもこのローテで在厩調整だと厳しい。

外厩を使ってても春の結果からさすがに能力的に足らんだろというケイデンスコールとカテドラルもなし。

そうなると残りは4頭

・シュネルマイスター

手塚厩舎 外国人ジョッキーでしかGI勝てない

グランアレグリアの参戦でルメールが乗らないのがデカすぎる。

そして、毎日王冠勝っちゃって初の関西遠征

危なすぎる

・グレナディアガーズ

池添だから怖いとか池添の代打だから何かしてくれるって言うけど

あのこれ

シンプルにグレナディアガーズを川田将雅が捨てただけで代打とかじゃない。代打って言わない。

何でもかんでも池添だから買えばいいとかそういうの良くないダノンプレミアム全然ダメだったじゃんのやつ。

この馬は元々BCマイル行く予定で実績足りなくて出走できなくてこっちに来ただけだし全く本気度感じない。アメリカ遠征したとしても川田は乗らない予定だったからもう川田は見切ってるし、こういう判断はこの人上手なんですよねぇ。

何せ、中内田でフランケル

もうフランケルタイマーのお時間です。

・サリオス

もうサリオスに関しては死ぬほど話してきてるので割愛

詳しくはこちらをご覧ください。

kanomisaku.hatenablog.com

 

という訳で

本命馬は

今年もこの子

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◎◎◎◎インディチャンプ◎◎◎◎

6歳だから衰えたとか、香港マイルの叩きだとか、、昨年あんな完璧な競馬して勝てないならもう無理とか、、、

散々言われてますけど。

何も不安要素がないのがインディチャンプ

ステゴやで?もう1つギア上げられるはず。

スプリンターズSに出走してもよかったはず、それを蹴ったのは同厩舎のピクシーナイトのため

いや使い分け。

短距離界の絶対王者グランアレグリアが有終の美を飾るのか?
それとも世代交代を狙う次世代の3歳勢か?
こんな構図になってるこのレースで、お前ら俺のこと忘れてるだろって感じで

インディチャンプがマイル王の座を復権する回

だと思います。

結局のところ

この秋のGIは福永祐一ってだけで当たるねん

何も考えるな福永って文字だけで当たる。

あなたの楽な手応えで並びかけてステッキ入れたら突き抜ける感じ大好きです。
去年の雪辱は国内ラストランで
かつて春秋マイル王だった君の復権


『インディチャンプがマイル王に返り咲くよ』

名伯楽の集大成 史上初の三階級制覇へ 〜天皇賞・秋〜

2018年秋~現在までの古馬GI(1600m~3200m)

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(宝塚記念 クロノジェネシス C.ルメール ←New)

言わゆる芝GI王道路線の勝ち馬

全てがノーザン外厩馬というのは皆さん知っての通り。

それより見てほしいのが騎手

お分かりいただけただろうか?

登場人物

外国人・福永祐一北村友一池添謙一川田将雅

終わり。

この少人数でローテーションしてるだけという現実。

そして、この秋のGIシリーズ

福永祐一、C.ルメールの2人は全てのレースで馬券内に来てます。

逆らえる訳ないだろ。もうそんなの

もう2択、いやこの2頭は絶対に来るでしょ。

という訳で

本命にするのはこちらです。

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◎◎◎◎グランアレグリア◎◎◎◎

距離不安が仮にあったとしても

ノーザンF天栄・C.ルメール・府中

この三拍子が揃ってる時点でこの馬が負けるイメージが全く湧かないんですよね。

天皇賞・秋と言えば藤沢和雄調教師です。

3歳馬でも菊花賞ではなく、秋天に出走させるほど天皇賞にこだわって出走させてきた人です。

今年が最後の天皇賞

名伯楽、藤沢和雄調教師の集大成

このレースが国内ラストランになる可能性が高いグランアレグリア

スプリント・マイル・中距離のJRA史上初の三階級制覇へ

グランアレグリアなら達成するはず。

 

対抗はもちろんコントレイル

こちらも逆らう必要ないと思います。世代レベルが低いなどと揶揄されてますが、大阪杯の競馬を見てもこの馬が強いのは明白です。

府中なら崩れることはない。あと2走で引退ですし、無敗の3冠馬として恥ずかしい競馬はできない。グランアレグリアが最大のライバルになりますけど、このあとのジャパンカップなら確実に勝てるはず。

 

この2頭は逆らう必要ない。じゃあエフフォーリアは?

うん。正直この馬も逆らえないんですよね笑笑

皆さんお気づきですが、今年の3歳馬レベル高すぎなんです。しかもノーザンF天栄

1つ嫌うとしたら気性の問題

ダービーではかなり発汗して明らかにテンションが高かったです。シーザリオの血が入ってて府中だとテンションが高くなる。

2年前も同じような馬がいましたよね?そうサートゥルナーリアです。

あの天皇賞の時と今年の構図が似てます。

絶対王者アーモンドアイ、非ノーザン馬のダノンプレミアム、そして3歳馬のサートゥルナーリア

この時の状況と全く似てる。

アーモンドアイ→グランアレグリア

ダノンプレミアム→コントレイル

サートゥルナーリア→エフフォーリア

だとしたら?飛ぶのはエフフォーリア?

そうならば今年のアエロリットになる馬を探せばいいじゃない!

もうソレってあの馬しかいないじゃない。

それが、カレンブーケドール

善戦マンで府中が得意なとこまでそっくり。

今回のレース、配当に期待するのはやめましょう。人気馬を逆らわず、確実に当てることだけ考えましょう。

お金をぶっ込む力があれば儲けられます。

 

という訳で印に直すと

◎◎◎◎グランアレグリア◎◎◎◎

〇コントレイル

▲カレンブーケドール

△エフフォーリア

 

つまんないけど。だって逆らえないんだもん。

ステラヴェローチェに危険信号 買うべき馬は菊花賞の王道パターン 〜菊花賞〜

皐月賞馬もダービー馬も不在の菊花賞

そして、ステラヴェローチェが1番人気というめちゃくちゃ面白いレースになりました。

ステラヴェローチェに関してはブログに書いてます。

日本ダービー在厩調整の呪い

kanomisaku.hatenablog.com

 

何や普通に神戸新聞杯勝ってるじゃん!

って思ってる方。そうなんです。このダービーの呪いは神戸新聞杯や秋初戦まではどうにかなるんです。

サリオス、ヴェルトライゼンデ、ヴェロックス、ワグネリアンエポカドーロ、マカヒキサトノダイヤモンドディーマジェスティ

全て秋初戦は結果を残した。けど、その次から走らない。

走ったのはサトノダイヤモンドだけです。

なので神戸新聞杯を勝った時は嬉しかった。

「よし、これで菊花賞人気して飛ぶぞ」

と確信しました。

という訳で

消消消消ステラヴェローチェ消消消消

は確定してます。

もうこの時点でこのレースめちゃくちゃ面白い。

 

じゃあどの馬を本命にしようか?

それは、昨年の菊花賞と考え方は全く同じ。

kanomisaku.hatenablog.com

 

私の昨年の菊花賞の本命はアリストテレスでした。

菊花賞で確実に馬券内に来る王道パターンがあるんです。

それが

トライアルに出走していない別路線組のノーザンFしがらき馬。

菊花賞前にしがらきへ短期放牧して菊花賞へ出走してくる馬です。

2015年 該当馬なし

2016年 レインボーライン 前走 札幌記念

2017年 ポポカテペトル 前走 阿賀野川特別

2018年 ユーキャンスマイル 前走 阿賀野川特別

2019年 該当馬なし

2020年 アリストテレス 前走 小牧特別

2015年と2019年は別路線から来た馬で菊花賞前にしがらきへ短期放牧している馬はいませんでした。

昨年の菊花賞アリストテレス1頭だけでコントレイルと接戦まで持ち込みました。

 

これが王道

 

今年の該当馬も1頭だけです。

それがこの馬 そして本命馬になります。

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◎◎◎◎アリーヴォ◎◎◎◎

前走の柳川特別を勝った後にノーザンFしがらきへ放牧をし、菊花賞へ向かってきました。

別路線のノーザンFしがらき馬です。

そして、ドゥラメンテ産駒でM.デムーロ騎乗

何かの巡り合わせとしか思えないですよね。先日亡くなったドゥラメンテ 主戦騎手はM.デムーロでした。

ドゥラメンテ皐月賞、ダービーと2冠しましたが、骨折して菊花賞への出走が叶いませんでした。

そのドゥラメンテの子供がM.デムーロを乗せ、父の叶わなかった夢を叶えに行く。

素晴らしいドラマ、この巡り合わせが競馬の素晴らしさ。

M.デムーロ騎手、通算重賞100勝まであと1勝みたいです。この馬で、ドゥラメンテ産駒で決めてほしい。

そしてもう1つが一口馬主 シルクホースクラブ

ノーザンF系列のクラブ馬が初めて牡馬クラシックを勝ったレースその全てが菊花賞です。

昨年のダービーのブログにも書きましたが、クラブ馬がダービーを勝つにはまずダービー以外の牡馬クラシックを勝ってないと中々勝てないよね。

サンデーレーシング

2004年 菊花賞 デルタブルース

キャロットファーム

2013年 菊花賞 エピファネイア

シルクレーシング初の牡馬クラシックも菊花賞の可能性は高いです。

M.デムーロとシルクの相性も抜群で、2020年から現在までミルコが勝った重賞レースはマイネルの馬とシルクの馬しかいません。

最初はヴァイスメテオールも面白いなって思ったんですが、ルメールさんが選ばなかった天栄馬の時点で厳しいと判断しました。

そう。菊花賞関東馬、天栄馬がかなり苦戦しているレース。

先週の秋華賞も同じこと言って結局、関東馬でワン・ツーしてるやん!って思った方

でも関東馬でも厩舎と騎手を見てください。国枝厩舎とルメールが乗った天栄馬の2頭。

近年の菊花賞関東馬が馬券内に来たのは国枝厩舎のサトノフラッグとルメールが乗った天栄馬のフィエールマンのみです。それ以外の関東馬は全て馬券圏外。

なので、オーソクレースはルメールが乗るので買わなければなりませんが、他の関東馬は買わなくても大丈夫。タイトルホルダー、アサマノイタズラ、ヴァイスメテオール、グラティアスは消し。

ここまで消せれば簡単ですよね。

相手は、ノーザンファーム関西馬中心に

◎◎◎◎アリーヴォ◎◎◎◎

〇レッドジェネシス

▲オーソクレース

△ディヴァインラヴ

△セファーラジエル

こんな感じで

 

ソダシのための秋華賞

タイトルの通り

「ソダシのための秋華賞

になってます。

最大のライバル、サトノレイナスが骨折離脱をしたこと。

この馬が勝つ流れになってます。

やはり、何か持ってる馬なのかなと。

正直な話、ソダシを嫌いたい理由はありました。

が、そんなことよりも今回戦う相手の方がソダシよりも不安要素が多いので、普通に走ればソダシが勝つと思います。

まぁ札幌記念で2000mを克服しラヴズオンリーユーを倒した実績を考えればこの馬しか考えられないんですけど。

やっぱり何か文句つけて嫌う人は多い。キタサンブラックみたいなタイプの馬ですね。

素直にこの馬から買えばいいのに、、、

 

という訳で

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◎◎◎◎ソダシ◎◎◎◎

本命はソダシ。

1つ不安要素をあげるならば、札幌記念の後、外厩を使わず札幌競馬場で調整をしてそのまま栗東に直接入厩し、本番を迎えること。

やっぱり外厩を使ってほしかった。外厩を使う、使わないで安心感がかなり違う。

正直、この点についてはかなり不安ですが、この馬自身、札幌2歳ステークスアルテミスS阪神JF

同じパターンでGIを勝てているので多分大丈夫だと思いたい。

そんなことよりも、ソダシと戦う相手の方が不安要素だらけなんです。

 

・ノーザンF天栄

天下のノーザンF天栄もこのレースはかなり苦戦しています。

過去の出走馬を見てみましょう。

2016年 ビッシュ

紫苑S 1着→秋華賞 1番人気 10着

2017年 アエロリット

クイーンS 1着→秋華賞 1番人気 7着

2018年

アーモンドアイ

オークス 1着→秋華賞 1番人気 1着

プリモシーン

関屋記念 1着→秋華賞 6番人気 7着

2019年

パッシングスルー

紫苑S 1着→秋華賞 9番人気 10着

コントラチェック

オークス 9着→秋華賞 5番人気 15着

2020年

サンクテュエール

オークス 13着→秋華賞 8番人気 16着

ホウオウピースフル

紫苑S 13着→秋華賞 13番人気 18着

 

このように、アーモンドアイでしか勝ててない。

天栄は秋華賞菊花賞はかなり苦戦をしています。

ビッシュ、アエロリットでは紫苑ステークスや北海道の重賞レースから秋華賞へ出走しましたが、全て人気で凡走。

アーモンドアイがオークスから直行した理由が何となく分かりますよね。桜花賞と同じく天栄は使わない、直行or間隔をあける。この使い方が王道。

・今年の天栄馬

ファインルージュ

アカイトリノムスメ

アナザーリリック

スルーセブンシーズ

クールキャット

ホウオウイクセル

 

今年は天栄馬が多いですよね。

でも、アカイトリノムスメ以外の全ての天栄馬が夏のレースや紫苑ステークスを使ってます。

この時点でかなり怪しい。

アカイトリノムスメ以外、全消しでいいレベル。

 

・対する関西馬のノーザンF勢

一昔前の王道は紫苑ステークスローズステークスを使っての本番

ショウナンパンドラミッキークイーンヴィブロス、ディアドラとこのパターンで秋華賞を勝利しました。

が、近年は直行ローテが主流になったので紫苑ステークスローズステークスを使った馬が逆に凡走するようになってしまいました。

リアアメリア、ダノンファンタジー、ビーチサンバ、サラキア、フェアリーポルカなど

過去3年間で馬券内はゼロ

アンドヴァラナウトもアールドヴィーヴルもローズステークスを使ってますからね。これが不安要素。

それに加えて今回2頭とも在厩調整+調教師が最悪

池添学ばない厩舎と重賞レースで呪われて今野貞一厩舎

この厩舎の時点でこの2頭も厳しい。

 

オークス馬ユーバーレーベンも怪我明けですし、昨年のウインマリリンと同じ結果になりそう。

やはりそうなるとソダシしかいないんですよ。

サトノレイナスさえいなければ同世代に敵はいません。

相手もかなり絞れそう。

天栄馬はアカイトリノムスメだけ買えばいいですし、国枝厩舎×戸崎圭太の黄金コンビですから。

勝てないけど2.3着ならアールドヴィーヴルとアンドヴァラナウト

脚質的に向きそうなエイシンヒテン

正直、1番怖いのが中内田厩舎×川田将雅のサルファーコスモス

この馬が桜花賞に出走していたら本命にしてたレベルで私はかなり評価してます。

印に直すと

◎◎◎◎ソダシ◎◎◎◎

〇アカイトリノムスメ

▲サルファーコスモス

△アンドヴァラナウト

△アールドヴィーヴル

エイシンヒテン

こんな感じで。