昨年のブログ
昨年のブログで話したこと。
あれから1年が経ち、傾向がガラリと変わってきてるGIレース
2018年秋~現在までの古馬GI(1600m~3200m)
言わゆる芝GI古馬王道路線の勝ち馬
近年はノーザン外厩馬しか勝ち馬がいませんでした。その傾向が変わったのが昨年の秋、アカイイト、コントレイルというノーザン外厩馬以外がGIを制覇し、今年の春はタイトルホルダーがGIを制覇。
コントレイルとデアリングタクトの3冠があったので、いずれ変わってくるとは思ってましたが、ここまで変わってくると外厩で予想してる私からしたらお手上げ状態。
でも、改めて考え直してみたら 実はそんなに変わってないんじゃないかな?と思えてきたんです。
昨年のエリザベス女王杯は、クロノジェネシス、ラヴズオンリーユーといった牝馬の最強格が海外遠征をし、近年強い牝馬は古馬混合GIへ出走する機会が増えてました。ノーザン外厩馬の最強格が出走せずメンツ的に劣るメンバーで勝てたのが昨年のエリザベス女王杯でのアカイイト。
コントレイルのジャパンCも社台SSでの種牡馬入りが確定していた忖度レース。
タイトルホルダーの春天に至っては、明らかに格下のノーザン外厩馬しかいませんでした。クラシックホースを菊花賞で回避させたり、3000m超のレースなんて眼中にないノーザンFなのでこれも納得。
そう
この3つのレース以外は結局、、
ノーザン外厩馬 1強
なんです。
このレース自体もラブリーデイが勝った2015年から7年間全て勝ち馬はノーザン外厩馬です。
だからいつも通りに予想しましょう。
・ノーザンF天栄
エフフォーリア
・ノーザンFしがらき
ポタジェ
アリーヴォ
アイアンバローズ
キングオブコージ
グロリアムンディ
・在厩調整
ヒシイグアス
1頭ずつ紐解いていきましょう。
・エフフォーリア
普通に勝ってもおかしくないくらい普通に強い馬なのは皆さん認めてると思いますが、もうこれに関しては分からん。
前走の大阪杯の大敗は色々な原因が重なって起きたことだと思いますが、エピファネイア早熟説が1番信憑性高そう。
事実、エピファネイア産駒は古馬重賞をまだ1つしか勝ててませんし、また阪神遠征だし、横山武史は全然調子上がらないし疑った方がよさそう。
勝たれたら諦める。くらいのスタンスでいい。
天栄×ルメール×木村哲也
過去のブログで散々言いましたけど、このコンビで買えるのは府中だけ。
海外帰りだし、そもそも関西圏でこの厩舎がGI勝つ訳ないやん。
この馬も勝たれたら諦める。
そのくらい信用してないし、多分GIで本命にすることは一生ないくらいこの厩舎は信用していない。
そもそも天栄馬って宝塚記念で人気して来ないんですよ。勝った馬はマリアライトしかいませんし。
・ポタジェ
友道厩舎は在厩調整で本来の力を発揮する厩舎。
ドウデュースの朝日杯FS以外の全レース在厩調整でのGI制覇でした。
記憶に新しいドウデュースのダービー制覇も在厩で、この馬自身、大阪杯を勝った時も在厩調整でした。
今回、しがらき帰りで大阪杯のパフォーマンスを出せるかは微妙。
イメージしやすいのはアルアインですね。本当にそっくりさん。大敗はしないけど掲示板確保してるタイプのディープインパクト産駒。
・アリーヴォ
ノーザンクラブ馬に武豊騎手
この時点で勝ちはないです。サンデー、キャロット、シルクといったノーザンクラブ馬で武豊が重賞を勝ったのは近年では函館SSのダイアトニックのみ。
基本的にクラブ馬では2.3着の着狙いをするし、個人馬主の馬じゃないと重賞は勝たない。
・ヒシイグアス
ハーツクライ×レーンのコンビは重賞で全て馬券内。
宝塚とリンクする香港国際競走で2着。ラヴズオンリーユーにクビ差まで迫りました。
いかにも宝塚記念でこその馬なんですけど。
2年前に本命にしたグローリーヴェイズと被るのも事実。
この馬がリスグラシューなのか、グローリーヴェイズなのかは結果が出るまで分かりません。
本命まで考えましたが、それよりも買いたい馬がいたので本命にはできませんでした。
アイアンバローズは、さすがに能力的に足りないし、グロリアムンディは久しぶりの芝がGIレースという状況。
そうなると、この馬になるんです。
◎◎◎◎キングオブコージ◎◎◎◎
・外厩先:ノーザンFしがらき
しかもノーザンFしがらきの1強なんです。
2015年 ラブリーデイ ノーザンFしがらき②
2016年 マリアライト ノーザンF天栄②
2017年 サトノクラウン ノーザンFしがらき①
2018年 ミッキーロケット ノーザンFしがらき①
2019年 リスグラシュー ノーザンFしがらき①
2020年 クロノジェネシス ノーザンFしがらき①
2021年 クロノジェネシス ノーザンFしがらき①
直近5年しがらき帰りの馬が全て勝っています。
・非根幹実績
直近1年で芝2200mを勝利→10年連続馬券内
宝塚記念=非根幹実績
2200mや2500mのレースで実績のある馬が走りますよね。
キングオブコージは、2走前に2200mのAJCCを勝ち、長期休養前は2500mの目黒記念も勝ってます。
・欧州血統
梅雨時期で馬場が渋りやすい+2200mなので欧州血統の馬が走る。
ミッキーロケットはサンデーの血を持たない
キングオブコージはサンデーの血を持っていない。父がロードカナロアで母父はGalileo
従兄弟には2019年のバーデン大賞で14馬身差圧勝など、欧州で活躍したガイヤース。
外厩+非根幹実績+欧州血統
こんなに揃っててこの人気ならこの馬から入ったっていいじゃないか。
そもそも、今年の春はとにかく荒れるGIレースが多かったですよね。だからもう何が来てもおかしくないしこのレース自体も高確率で荒れるレース。穴馬から入ってもいいじゃないの。
息子が上位人気で参観レースになるのか?それとも親父の意地を見せてくれるのか?
「大トビの走法×後方脚質」という同型馬不在
脚溜めて内目後ろからドカンするだけ
キングオブコージが飛んでくるよ。