かつての主戦が決める名伯楽の定年の花道 〜ダイヤモンドS〜

藤沢和雄厩舎の定年まであと2週です。

そしてかつての主戦のメモリアルまであと1勝

そう

田中勝春です。

田中勝春 通算1800勝まであと1勝なんです。

そして今週は藤沢和雄厩舎の馬で重賞挑戦

いや、なんかあるかな〜と考えてみたりする。

今の時代に田中勝春なんて買える騎手ではないんだけど今回はすごい匂うんですよね。

2022年に入って田中勝春×藤沢和雄のコンビが復活

シーヴィックセン 2着

カランドゥーラ 1着

ランフォザローゼス 10着

カランドゥーラで9年ぶりに藤沢厩舎で勝利

3戦して馬券内2回

という訳で、、

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◎◎◎◎ランフォザローゼス◎◎◎◎

無謀だと思われてもいい。でも買える材料はある。

・圧倒的8枠

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ダイヤモンドステークスは圧倒的に8枠の勝率が高く次順に7枠

完全に外枠が有利なレース

ランフォザローゼスは8枠14番を引きました。

・去勢明け3走目

先週のアフリカンゴールドがブービー人気で重賞制覇 この馬も去勢して復活した馬です。

・過去に重賞で2着2回

京成杯青葉賞と重賞で2着2回と走ってます。

・斤量54キロ

今まではオープン特別や定量戦の重賞ばかり出走してたので56キロなどを背負わされていましたが、今回はハンデ戦で54キロの斤量減

54キロは3歳時の毎日王冠以来

本気で一発あると思います。

頭まであると思ってます。

ランフォザローゼスがミライヘノツバサするよ!!

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有終の美でも世代交代でもない 『復権』〜マイルCS〜

昨年のブログと考え方は全く同じで大丈夫だと思います。

kanomisaku.hatenablog.com

 

このレースはかなり外厩要素が含まれてるレース

過去のマイルCS

2015年 モーリス ノーザンF天栄

安田記念から直行

元々は毎日王冠を使う予定が回避し、安田記念からの直行となったが優勝

2016年 ミッキーアイル ノーザンF天栄

スプリンターズSマイルCS

音無厩舎でも外厩はノーザンF天栄

この時点で天栄は直行ローテでも、スプリンターズSからの少し空けた間隔も攻略済み。

2017年 ペルシアンナイト 追分F生産

この年は間隔を空けてきたノーザン外厩馬がおらず、R.ムーアもC.ルメールも社台Fのエアスピネルイスラボニータに騎乗

勝ったのは追分Fのペルシアンナイト

2018年 ステルヴィオ ノーザンF天栄

毎日王冠マイルCS

ノーザンFがやりたかった事、モーリスで出来なかったことを叶えた馬

毎日王冠からのローテで優勝

2019年 インディチャンプ ノーザンFしがらき

毎日王冠マイルCS

2年連続毎日王冠ローテの馬が優勝

こちらはノーザンFしがらきですが、マイルCSの王道ローテが毎日王冠というのを証明した。

2020年 グランアレグリア ノーザンF天栄

スプリンターズSマイルCS

ご覧の通り、このレースに向けてしっかり間隔をあけて、天栄・しがらきを使ってきた馬が結果を残す。

逆に秋天富士ステークススワンステークスを使った馬は全く勝てていません。

 

今年のノーザン外厩

・ノーザンF天栄

シュネルマイスター 前走 毎日王冠

・ノーザンFしがらき

インディチャンプ 前走 安田記念

グレナディアガーズ 前走 京成杯AH

カテドラル 前走 京成杯AH

ケイデンスコール 前走 毎日王冠

・ノーザンF早来

サリオス 前走 安田記念

外厩なし(在厩調整)

グランアレグリア 前走 天皇賞・秋

ダノンザキッド 前走 富士ステークス

ホウオウアマゾン 前走 スワンステークス

 

コレ見たら分かる通り

消消消消グランアレグリア消消消消

となる。

ダノンザキッドもホウオウアマゾンもこのローテで在厩調整だと厳しい。

外厩を使ってても春の結果からさすがに能力的に足らんだろというケイデンスコールとカテドラルもなし。

そうなると残りは4頭

・シュネルマイスター

手塚厩舎 外国人ジョッキーでしかGI勝てない

グランアレグリアの参戦でルメールが乗らないのがデカすぎる。

そして、毎日王冠勝っちゃって初の関西遠征

危なすぎる

・グレナディアガーズ

池添だから怖いとか池添の代打だから何かしてくれるって言うけど

あのこれ

シンプルにグレナディアガーズを川田将雅が捨てただけで代打とかじゃない。代打って言わない。

何でもかんでも池添だから買えばいいとかそういうの良くないダノンプレミアム全然ダメだったじゃんのやつ。

この馬は元々BCマイル行く予定で実績足りなくて出走できなくてこっちに来ただけだし全く本気度感じない。アメリカ遠征したとしても川田は乗らない予定だったからもう川田は見切ってるし、こういう判断はこの人上手なんですよねぇ。

何せ、中内田でフランケル

もうフランケルタイマーのお時間です。

・サリオス

もうサリオスに関しては死ぬほど話してきてるので割愛

詳しくはこちらをご覧ください。

kanomisaku.hatenablog.com

 

という訳で

本命馬は

今年もこの子

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◎◎◎◎インディチャンプ◎◎◎◎

6歳だから衰えたとか、香港マイルの叩きだとか、、昨年あんな完璧な競馬して勝てないならもう無理とか、、、

散々言われてますけど。

何も不安要素がないのがインディチャンプ

ステゴやで?もう1つギア上げられるはず。

スプリンターズSに出走してもよかったはず、それを蹴ったのは同厩舎のピクシーナイトのため

いや使い分け。

短距離界の絶対王者グランアレグリアが有終の美を飾るのか?
それとも世代交代を狙う次世代の3歳勢か?
こんな構図になってるこのレースで、お前ら俺のこと忘れてるだろって感じで

インディチャンプがマイル王の座を復権する回

だと思います。

結局のところ

この秋のGIは福永祐一ってだけで当たるねん

何も考えるな福永って文字だけで当たる。

あなたの楽な手応えで並びかけてステッキ入れたら突き抜ける感じ大好きです。
去年の雪辱は国内ラストランで
かつて春秋マイル王だった君の復権


『インディチャンプがマイル王に返り咲くよ』

名伯楽の集大成 史上初の三階級制覇へ 〜天皇賞・秋〜

2018年秋~現在までの古馬GI(1600m~3200m)

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(宝塚記念 クロノジェネシス C.ルメール ←New)

言わゆる芝GI王道路線の勝ち馬

全てがノーザン外厩馬というのは皆さん知っての通り。

それより見てほしいのが騎手

お分かりいただけただろうか?

登場人物

外国人・福永祐一北村友一池添謙一川田将雅

終わり。

この少人数でローテーションしてるだけという現実。

そして、この秋のGIシリーズ

福永祐一、C.ルメールの2人は全てのレースで馬券内に来てます。

逆らえる訳ないだろ。もうそんなの

もう2択、いやこの2頭は絶対に来るでしょ。

という訳で

本命にするのはこちらです。

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◎◎◎◎グランアレグリア◎◎◎◎

距離不安が仮にあったとしても

ノーザンF天栄・C.ルメール・府中

この三拍子が揃ってる時点でこの馬が負けるイメージが全く湧かないんですよね。

天皇賞・秋と言えば藤沢和雄調教師です。

3歳馬でも菊花賞ではなく、秋天に出走させるほど天皇賞にこだわって出走させてきた人です。

今年が最後の天皇賞

名伯楽、藤沢和雄調教師の集大成

このレースが国内ラストランになる可能性が高いグランアレグリア

スプリント・マイル・中距離のJRA史上初の三階級制覇へ

グランアレグリアなら達成するはず。

 

対抗はもちろんコントレイル

こちらも逆らう必要ないと思います。世代レベルが低いなどと揶揄されてますが、大阪杯の競馬を見てもこの馬が強いのは明白です。

府中なら崩れることはない。あと2走で引退ですし、無敗の3冠馬として恥ずかしい競馬はできない。グランアレグリアが最大のライバルになりますけど、このあとのジャパンカップなら確実に勝てるはず。

 

この2頭は逆らう必要ない。じゃあエフフォーリアは?

うん。正直この馬も逆らえないんですよね笑笑

皆さんお気づきですが、今年の3歳馬レベル高すぎなんです。しかもノーザンF天栄

1つ嫌うとしたら気性の問題

ダービーではかなり発汗して明らかにテンションが高かったです。シーザリオの血が入ってて府中だとテンションが高くなる。

2年前も同じような馬がいましたよね?そうサートゥルナーリアです。

あの天皇賞の時と今年の構図が似てます。

絶対王者アーモンドアイ、非ノーザン馬のダノンプレミアム、そして3歳馬のサートゥルナーリア

この時の状況と全く似てる。

アーモンドアイ→グランアレグリア

ダノンプレミアム→コントレイル

サートゥルナーリア→エフフォーリア

だとしたら?飛ぶのはエフフォーリア?

そうならば今年のアエロリットになる馬を探せばいいじゃない!

もうソレってあの馬しかいないじゃない。

それが、カレンブーケドール

善戦マンで府中が得意なとこまでそっくり。

今回のレース、配当に期待するのはやめましょう。人気馬を逆らわず、確実に当てることだけ考えましょう。

お金をぶっ込む力があれば儲けられます。

 

という訳で印に直すと

◎◎◎◎グランアレグリア◎◎◎◎

〇コントレイル

▲カレンブーケドール

△エフフォーリア

 

つまんないけど。だって逆らえないんだもん。

ステラヴェローチェに危険信号 買うべき馬は菊花賞の王道パターン 〜菊花賞〜

皐月賞馬もダービー馬も不在の菊花賞

そして、ステラヴェローチェが1番人気というめちゃくちゃ面白いレースになりました。

ステラヴェローチェに関してはブログに書いてます。

日本ダービー在厩調整の呪い

kanomisaku.hatenablog.com

 

何や普通に神戸新聞杯勝ってるじゃん!

って思ってる方。そうなんです。このダービーの呪いは神戸新聞杯や秋初戦まではどうにかなるんです。

サリオス、ヴェルトライゼンデ、ヴェロックス、ワグネリアンエポカドーロ、マカヒキサトノダイヤモンドディーマジェスティ

全て秋初戦は結果を残した。けど、その次から走らない。

走ったのはサトノダイヤモンドだけです。

なので神戸新聞杯を勝った時は嬉しかった。

「よし、これで菊花賞人気して飛ぶぞ」

と確信しました。

という訳で

消消消消ステラヴェローチェ消消消消

は確定してます。

もうこの時点でこのレースめちゃくちゃ面白い。

 

じゃあどの馬を本命にしようか?

それは、昨年の菊花賞と考え方は全く同じ。

kanomisaku.hatenablog.com

 

私の昨年の菊花賞の本命はアリストテレスでした。

菊花賞で確実に馬券内に来る王道パターンがあるんです。

それが

トライアルに出走していない別路線組のノーザンFしがらき馬。

菊花賞前にしがらきへ短期放牧して菊花賞へ出走してくる馬です。

2015年 該当馬なし

2016年 レインボーライン 前走 札幌記念

2017年 ポポカテペトル 前走 阿賀野川特別

2018年 ユーキャンスマイル 前走 阿賀野川特別

2019年 該当馬なし

2020年 アリストテレス 前走 小牧特別

2015年と2019年は別路線から来た馬で菊花賞前にしがらきへ短期放牧している馬はいませんでした。

昨年の菊花賞アリストテレス1頭だけでコントレイルと接戦まで持ち込みました。

 

これが王道

 

今年の該当馬も1頭だけです。

それがこの馬 そして本命馬になります。

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◎◎◎◎アリーヴォ◎◎◎◎

前走の柳川特別を勝った後にノーザンFしがらきへ放牧をし、菊花賞へ向かってきました。

別路線のノーザンFしがらき馬です。

そして、ドゥラメンテ産駒でM.デムーロ騎乗

何かの巡り合わせとしか思えないですよね。先日亡くなったドゥラメンテ 主戦騎手はM.デムーロでした。

ドゥラメンテ皐月賞、ダービーと2冠しましたが、骨折して菊花賞への出走が叶いませんでした。

そのドゥラメンテの子供がM.デムーロを乗せ、父の叶わなかった夢を叶えに行く。

素晴らしいドラマ、この巡り合わせが競馬の素晴らしさ。

M.デムーロ騎手、通算重賞100勝まであと1勝みたいです。この馬で、ドゥラメンテ産駒で決めてほしい。

そしてもう1つが一口馬主 シルクホースクラブ

ノーザンF系列のクラブ馬が初めて牡馬クラシックを勝ったレースその全てが菊花賞です。

昨年のダービーのブログにも書きましたが、クラブ馬がダービーを勝つにはまずダービー以外の牡馬クラシックを勝ってないと中々勝てないよね。

サンデーレーシング

2004年 菊花賞 デルタブルース

キャロットファーム

2013年 菊花賞 エピファネイア

シルクレーシング初の牡馬クラシックも菊花賞の可能性は高いです。

M.デムーロとシルクの相性も抜群で、2020年から現在までミルコが勝った重賞レースはマイネルの馬とシルクの馬しかいません。

最初はヴァイスメテオールも面白いなって思ったんですが、ルメールさんが選ばなかった天栄馬の時点で厳しいと判断しました。

そう。菊花賞関東馬、天栄馬がかなり苦戦しているレース。

先週の秋華賞も同じこと言って結局、関東馬でワン・ツーしてるやん!って思った方

でも関東馬でも厩舎と騎手を見てください。国枝厩舎とルメールが乗った天栄馬の2頭。

近年の菊花賞関東馬が馬券内に来たのは国枝厩舎のサトノフラッグとルメールが乗った天栄馬のフィエールマンのみです。それ以外の関東馬は全て馬券圏外。

なので、オーソクレースはルメールが乗るので買わなければなりませんが、他の関東馬は買わなくても大丈夫。タイトルホルダー、アサマノイタズラ、ヴァイスメテオール、グラティアスは消し。

ここまで消せれば簡単ですよね。

相手は、ノーザンファーム関西馬中心に

◎◎◎◎アリーヴォ◎◎◎◎

〇レッドジェネシス

▲オーソクレース

△ディヴァインラヴ

△セファーラジエル

こんな感じで

 

ソダシのための秋華賞

タイトルの通り

「ソダシのための秋華賞

になってます。

最大のライバル、サトノレイナスが骨折離脱をしたこと。

この馬が勝つ流れになってます。

やはり、何か持ってる馬なのかなと。

正直な話、ソダシを嫌いたい理由はありました。

が、そんなことよりも今回戦う相手の方がソダシよりも不安要素が多いので、普通に走ればソダシが勝つと思います。

まぁ札幌記念で2000mを克服しラヴズオンリーユーを倒した実績を考えればこの馬しか考えられないんですけど。

やっぱり何か文句つけて嫌う人は多い。キタサンブラックみたいなタイプの馬ですね。

素直にこの馬から買えばいいのに、、、

 

という訳で

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◎◎◎◎ソダシ◎◎◎◎

本命はソダシ。

1つ不安要素をあげるならば、札幌記念の後、外厩を使わず札幌競馬場で調整をしてそのまま栗東に直接入厩し、本番を迎えること。

やっぱり外厩を使ってほしかった。外厩を使う、使わないで安心感がかなり違う。

正直、この点についてはかなり不安ですが、この馬自身、札幌2歳ステークスアルテミスS阪神JF

同じパターンでGIを勝てているので多分大丈夫だと思いたい。

そんなことよりも、ソダシと戦う相手の方が不安要素だらけなんです。

 

・ノーザンF天栄

天下のノーザンF天栄もこのレースはかなり苦戦しています。

過去の出走馬を見てみましょう。

2016年 ビッシュ

紫苑S 1着→秋華賞 1番人気 10着

2017年 アエロリット

クイーンS 1着→秋華賞 1番人気 7着

2018年

アーモンドアイ

オークス 1着→秋華賞 1番人気 1着

プリモシーン

関屋記念 1着→秋華賞 6番人気 7着

2019年

パッシングスルー

紫苑S 1着→秋華賞 9番人気 10着

コントラチェック

オークス 9着→秋華賞 5番人気 15着

2020年

サンクテュエール

オークス 13着→秋華賞 8番人気 16着

ホウオウピースフル

紫苑S 13着→秋華賞 13番人気 18着

 

このように、アーモンドアイでしか勝ててない。

天栄は秋華賞菊花賞はかなり苦戦をしています。

ビッシュ、アエロリットでは紫苑ステークスや北海道の重賞レースから秋華賞へ出走しましたが、全て人気で凡走。

アーモンドアイがオークスから直行した理由が何となく分かりますよね。桜花賞と同じく天栄は使わない、直行or間隔をあける。この使い方が王道。

・今年の天栄馬

ファインルージュ

アカイトリノムスメ

アナザーリリック

スルーセブンシーズ

クールキャット

ホウオウイクセル

 

今年は天栄馬が多いですよね。

でも、アカイトリノムスメ以外の全ての天栄馬が夏のレースや紫苑ステークスを使ってます。

この時点でかなり怪しい。

アカイトリノムスメ以外、全消しでいいレベル。

 

・対する関西馬のノーザンF勢

一昔前の王道は紫苑ステークスローズステークスを使っての本番

ショウナンパンドラミッキークイーンヴィブロス、ディアドラとこのパターンで秋華賞を勝利しました。

が、近年は直行ローテが主流になったので紫苑ステークスローズステークスを使った馬が逆に凡走するようになってしまいました。

リアアメリア、ダノンファンタジー、ビーチサンバ、サラキア、フェアリーポルカなど

過去3年間で馬券内はゼロ

アンドヴァラナウトもアールドヴィーヴルもローズステークスを使ってますからね。これが不安要素。

それに加えて今回2頭とも在厩調整+調教師が最悪

池添学ばない厩舎と重賞レースで呪われて今野貞一厩舎

この厩舎の時点でこの2頭も厳しい。

 

オークス馬ユーバーレーベンも怪我明けですし、昨年のウインマリリンと同じ結果になりそう。

やはりそうなるとソダシしかいないんですよ。

サトノレイナスさえいなければ同世代に敵はいません。

相手もかなり絞れそう。

天栄馬はアカイトリノムスメだけ買えばいいですし、国枝厩舎×戸崎圭太の黄金コンビですから。

勝てないけど2.3着ならアールドヴィーヴルとアンドヴァラナウト

脚質的に向きそうなエイシンヒテン

正直、1番怖いのが中内田厩舎×川田将雅のサルファーコスモス

この馬が桜花賞に出走していたら本命にしてたレベルで私はかなり評価してます。

印に直すと

◎◎◎◎ソダシ◎◎◎◎

〇アカイトリノムスメ

▲サルファーコスモス

△アンドヴァラナウト

△アールドヴィーヴル

エイシンヒテン

こんな感じで。

 

日本ダービー在厩調整の呪い

雑談コーナー

今年も嫌なニュースが流れてきましたね。

 

サトノレイナスの骨折

 

ダービーを在厩調整で出走させてきた時点で少し嫌な予感はしてたんですが、それが現実となってしまいました。

昨年も同じようなお話をしました。

kanomisaku.hatenablog.com

ダービーというレースには呪いがある。

ダービーを在厩調整で出走させ、上位争いを繰り広げた馬の今後の競走生活に未来はない

ということ。

過去のダービーを見てみれば分かります。

2020年

1着 コントレイル 大山ヒルズ 

2着 サリオス 在厩調整

3着 ヴェルトライゼンデ 在厩調整

昨年、今後が心配であるとブログにも書いたサリオスとヴェルトライゼンデの今ってどうなってますか?

サリオスはGIでボロ負け ヴェルトライゼンデは骨折で休養

予想通り全く結果を残せていません。

 

2019年

1着 ロジャーバローズ 在厩調整

2着 ダノンキングリー ノーザンF天栄

3着 ヴェロックス 在厩調整

こちらも分かりやすいですね。勝ち馬のロジャーバローズはこのダービーで骨折引退

そして、ヴェロックスも古馬になってからハンデ重賞すら好走できていません。

真逆なのがダービーでしっかりと外厩を使ったダノンキングリー

一時期は低迷したものの、今年は見事に復活し、悲願のGI初制覇しました。

 

2018年

1着 ワグネリアン 在厩調整

2着 エポカドーロ 在厩調整

3着 コズミックフォース 在厩調整

この年は上位3頭全て在厩調整の馬でした。

この3頭のこの後の成績は、、、もう聞くまでもありませんよね。

 

2017年

1着 レイデオロ ノーザンF天栄

2着 スワーヴリチャード ノーザンFしがらき

3着 アドミラブル 在厩調整

外厩を使った2頭。この2頭は後に古馬GIを制覇する馬です。

そして、在厩調整のアドミラブルは、、、このダービーを最後にターフを去りました。

 

2016年

1着 マカヒキ 在厩調整

2着 サトノダイヤモンド 在厩調整

3着 ディーマジェスティ 在厩調整

この年も上位3頭全て在厩調整。

しかし例外がいました。サトノダイヤモンドという馬です。

この馬だけこの後、菊花賞 有馬記念とGIを連勝しました。

が、その勢いも3歳まで

マカヒキディーマジェスティは、、

はい。察してください。

 

2015年

1着 ドゥラメンテ 在厩調整

2着 サトノラーゼン 在厩調整

3着 サトノクラウン ノーザンFしがらき

先日亡くなった怪物ドゥラメンテもダービーの呪いには勝てず、骨折離脱

サトノラーゼンは、全くもって影が薄い存在となりました。

一方のサトノクラウン 古馬になって香港、宝塚記念とGIを2勝

4着だったリアルスティール外厩を使ったおかげでドバイターフを制覇するなどの活躍をしました。

 

このように、ダービーで外厩を使うのか、在厩調整なのかで今後の競走生活に大きく関わってきます。

 

今年の日本ダービー

1着 シャフリヤール ノーザンFしがらき

2着 エフフォーリア ノーザンF天栄

3着 ステラヴェローチェ 在厩調整

 

シャフリヤールとエフフォーリアは大丈夫です。

が、ステラヴェローチェが該当してしまいました。

骨折したサトノレイナスは5着でしたが、残り50mまで3着争いをしてましたし、1番タフな競馬をしたのはサトノレイナスだったと思います。

5着のサトノレイナスが骨折したということは、、

ステラヴェローチェはもっと危ない

この秋は神戸新聞杯から始動らしいですが、危険信号です。

ステラヴェローチェを馬券から外すことをオススメします。

 

では。

見据える先は米国デルマー・香港シャティン 〜札幌記念〜

北海道の重賞で私がずっと言ってきたこと。

函館記念クイーンSエルムSもずっと同じことを言ってきました。

それが

北海道の外厩

ノーザンF生産ならノーザンF早来・空港

社台F生産なら社台ファーム

追分F生産なら追分Fリリーバレー

このノーザン・社台の馬が北海道の外厩先を使って滞在競馬で北海道の重賞レースに出走してくるパターンを狙う。

 

函館記念 アイスバブル  2着 ノーザンF早来

エルムS スワーヴアラミス 1着 社台ファーム

今年もこのパターンでの好走が目立ってます。

 

そして札幌記念というレースも北海道の外厩→滞在競馬のパターンが王道

札幌記念 過去5年の外厩成績

2020年

1着 ノームコア ノーザンF天栄

2着 ペルシアンナイト 追分Fリリーバレー

3着 ラッキーライラック ノーザンFしがらき

2019年

1着 ブラストワンピース ノーザンF天栄

2着 サングレーザー 追分Fリリーバレー

3着 フィエールマン ノーザンF天栄

2018年

1着 サングレーザー 追分Fリリーバレー

2着 マカヒキ ノーザンF天栄

3着 モズカッチャン ステーブルキズナ

2017年

1着 サクラアンプルール 在厩

2着 ナリタハリケーン ノーザンF空港

3着 ヤマカツエース 目名共同育成センター

2016年

1着 ネオリアリズム ノーザンF空港

2着 モーリス ノーザンF早来

3着 レインボーライン ノーザンF空港

2015年

1着 ディサイファ ノーザンF天栄

2着 ヒットザターゲット 大山ヒルズ

3着 ダービーフィズ 社台ファーム

 

毎年必ず1頭は馬券内に絡む北海道外厩から滞在競馬のパターン

1番相性がいいのが3年連続馬券内に来てる追分Fリリーバレー

そして、なぜか北海道重賞でも強いのが天下のノーザンF天栄

クイーンSを勝ったテルツェットも天栄馬でしたね。

この2つの外厩先は絶対に買いましょう。

 

今年の該当馬

ラヴズオンリーユー ノーザンF空港

ソダシ ノーザンF空港

ブラストワンピース ノーザンF天栄

ペルシアンナイト 追分Fリリーバレー

 

という訳で

本命はやはりこの馬になります。

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◎◎◎◎ラヴズオンリーユー◎◎◎◎

私情がなくても本命にすると思います。そのくらい疑う要素がありません。

外厩先も調整過程も完璧に近い。見据える先は海外であっても今回の札幌記念は負けるイメージが全くないんですよね。

1週前追い切りから川田将雅騎手がわざわざ北海道に出向いて調教に乗りました。

川田将雅がわざわざ北海道へ調教に乗りに行くのは珍しい話。

過去に3度しかありません。

それがミッキーチャームのクイーンS

ダノンスマッシュのキーンランドC

そしてブラストワンピースの札幌記念

全て勝利しました。

勝つ自信があるからですよね。

そして

川田将雅×矢作芳人の最強コンビ

平安ステークスでもお話しましたが、このコンビは本当にヤバい。

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勝率 46.7% 複勝率 86.7%

頭おかしいでしょコレ、、交流重賞のマルシュロレーヌ、ダノンファラオも含めるともっと凄いことになります。

ちなみにマルシュロレーヌも今回のラヴズオンリーユーと同じく北海道の外厩を使い北海道の重賞レースに出走し、川田将雅騎手で圧勝しましたよね。

今回もそうなると思います。逆らえないです。

 

ソダシも外厩、調整過程は完璧です。

でも勝ち切れるかはかなり微妙。

やはり気になる距離の壁

クロフネ産駒は未だに2000m以上の芝重賞を勝つことができていません。

これが1番のネック。オークスの結果を見てもやはり距離の壁は存在するのかなと。

斤量面などは有利なので馬券内は固いと思いますが、ラヴズオンリーユーに勝てるか?と言われたら微妙かな。

 

正直な話、ラヴズオンリーユーもソダシも逆らわなくていいんです。

今年の宝塚記念と同じくこの2頭を軸にあと1頭探すだけ。

 

先程もお話した追分Fリリーバレーが3年連続馬券内に来ているという点。

今年もペルシアンナイトが該当しました。

そしてやはり内枠

1枠に限れば4年連続で勝ってる枠になります。

ステイフーリッシュが該当

ラヴズと同じく矢作厩舎の馬で坂井瑠星が騎乗

これだけで買わざる負えません。

 

印に直すと

◎◎◎◎ラヴズオンリーユー◎◎◎◎

〇ソダシ

▲ステイフーリッシュ

ペルシアンナイト

 

こんな感じで。

おそらくこれが日本で走る最後のレースになるラヴズオンリーユー

だからこそ1番になって帰ってきてほしい。

秋の海外遠征へ向けての通過点に過ぎない。

矢作先生が言った

「あの時のリスグラシューみたい」

この言葉を信じてます。

 

札幌には行くことができませんでしたが、心からあなたを応援しています。

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貴女への愛を込めて