東京優駿 日本ダービー

ついにこの日が来ましたね。


競馬の祭典


今年の3歳頂点を決める戦い。

 

枠順も出てない、まだ時間はたくさんある。

ですが、もう結論は出てます。


予想に入る前に、、

とりあえず、過去のダービーを振り返りましょう。


2015年からノーザンF外厩ディープインパクトキングカメハメハ「天栄・しがらき」

ダービーを勝つにはこれらが必須になる時代となった。


2015年 ドゥラメンテ キングカメハメハ産駒

セントポーリア賞→共同通信杯皐月賞→ダービー

このローテを踏めば皐月賞で「外厩」を使えるローテ

弥生賞だと間隔が短くて外厩が使えない。

皐月賞の王道ローテが共同通信杯や直行ローテになったのも納得ですよね。

皐月賞を圧勝して、ダービーまでは在厩調整

そして皐月賞・ダービーの2冠達成

やっぱりこの馬は近年でもかなりの大物だったんだなって思います。

それでもダービーまで3戦してしまった反動で怪我をしました。


2016年 マカヒキ ディープインパクト産駒

若駒S弥生賞皐月賞→ダービー

弥生賞から在厩調整の皐月賞で2着

そしてダービーも在厩調整でダービー制覇。


2017年 レイデオロ キングカメハメハ産駒

ホープフルS皐月賞→ダービー

年明け初戦が皐月賞。前哨戦なんて必要ない。

をクラシックで成し遂げた「天栄」馬。

全てのレースで天栄仕上げ

皐月賞は5着に敗戦 そしてダービーも天栄仕上げで制覇

これが、今の省エネローテの手本となった馬です。


2018年 ワグネリアン ディープインパクト産駒

弥生賞皐月賞→ダービー

マカヒキと同じく皐月賞・ダービーで「外厩」無し。


2019年 ロジャーバローズ ディープインパクト産駒

京都新聞杯→ダービー

皐月賞をパスして別路線

京都新聞杯の後は厩舎に置いて、ダービーは厩舎仕上げ。

ノーザンF生産ではありませんが、外厩はしがらき

角居厩舎の厩舎力ですよね。自力で仕上げる力がある厩舎じゃないとなかなかダービーで勝つことはできない。

 


ダービーを勝つには3つのパターンがあります。

1.マカヒキ ワグネリアンのパターン

皐月賞は敗戦して、ダービーまでの期間で外厩を使わずに在厩調整。

ダービーを勝つため!ダービーを本気で勝つんだ!!厩舎に置いて、追い切りも強目にやって、鍛えて鍛えてダービーに臨む。

昔からの王道パターン

ですが、このパターンだと古馬になってから未来がありません。

実際にワグネリアンマカヒキ古馬になってから悲惨な成績になってます。


2.レイデオロのパターン

1のパターンだとダービーを勝ったとしても反動が大きい。

怪物あのドゥラメンテもダービーまで3戦した反動で怪我

だからこそ、年明け初戦を皐月賞、そしてダービーも外厩調整

とにかく「素質を疲労で妨げない」を徹底する。

昨年のサートゥルナーリアもこのパターンでした。

レイデオロ皐月賞を敗戦してダービー制覇。

サートゥルナーリアでは逆に皐月賞制覇してダービーで敗戦。

うーん。このパターンで2冠するのはまだ厳しいのかなと。

でもこのパターンだと古馬になってからも活躍できます。

実際にレイデオロ古馬になってからGIを勝ちましたし、サートゥルナーリアもいずれ勝つでしょう。


3.ロジャーバローズのパターン

別ローテからの参戦。

ダービーを本気で勝つためなら皐月賞を捨てる。

皐月賞とダービーは中5週ですが、関西馬は輸送があります。2走連続の輸送+GIの連戦

こうなると1のパターンで馬が終わってしまう。

だから皐月賞を捨てて別路線でダービーに挑む。

別路線なので相手も軽い。ダービーまで疲労を最低限に抑えることができます。

青葉賞圧勝したアドミラブルがダービーで引退したのは、関西馬がレコードで青葉賞を勝ち。また輸送でダービーに挑んだから。

こんなことしたら、そりゃ疲労は大きいですし壊れます。

 


そしてダービーでもう1つ大事なこと。


それが厩舎力

 

外厩に頼りっぱなしの馬や厩舎はダービーでやっぱり勝てない。

近年ではブラストワンピース、ダノンキングリーがそうでした。

 


2020年のダービーはどのパターンでダービー馬が生まれるのか??

 


今年の有力馬

・コントレイル

2のパターン ディープインパクト産駒

直行ローテで皐月賞制覇 そして今回も外厩調整

直行ローテで皐月賞を勝ってしまいました。

天下のノーザンFでもこのローテで皐月賞・ダービーを制覇したことはありません。

ノースヒルズが出来るのか??ハッキリ言ってかなり疑問です。

確かに強い。厩舎力も申し分ないんですけど。

何か嫌な予感、、、

昨年のサートゥルナーリアと同じことになる気がする。。。。


・サリオス

2のパターン ハーツクライ産駒

こちらは逆に直行ローテで皐月賞を負けました。

今回もレイデオロやサートゥルナーリアと同じく外厩調整をすると思ってたのですがこの馬は今回在厩調整

うん?今までのパターンとは少し違う。

さすが堀厩舎ですよね。自分で仕上げる。

関東の厩舎なのに天栄を使わない。

堀厩舎のこだわりですよね。

ですが、この馬の不安点は距離とハーツクライ産駒ということ。

やっぱりダービーはディープとキンカメには逆らえない。

そしてもう1つ

シルクの馬はまだ牡馬クラシックを勝ってません。

ノーザン直営クラブのサンデーRもキャロットFも菊花賞皐月賞を勝ってからやっとダービー馬が生まれました。

まだクラシックを勝ってないシルクがそう簡単にダービーを勝てるのかって話。

ブラストワンピースも人気で飛びましたからね。

一筋縄でいかないのがダービー


・サトノフラッグ

1のパターン ディープインパクト産駒

弥生賞から皐月賞で在厩調整

皐月賞からダービーの期間も在厩調整

これは、昔からの王道パターンです。

外厩を使わず、厩舎で極限まで仕上げる。

ダービーを本気で勝つんだ。古馬になってからは知らん。とりあえずダービーを絶対勝つ。

コズミックフォースを在厩調整で3着にしたりと厩舎力も申し分ない。

ダービーに向けての本気度が1番伝わってきますよね。


・ワーケア

3のパターン

皐月賞を回避させてまで、ダービーにこだわった。ルメールを確保した。

ここまでは良いですが、、、

問題なのは、ホープフルと弥生賞でコントレイル・サトノフラッグに完敗してること。

そして、厩舎力

手塚厩舎に厩舎力なんてあると思いますか?

大竹厩舎 木村厩舎と同じく天栄任せの天栄厩舎です。

厩舎力なんて言葉ありません。

 


さてどの馬を本命にするのか。

 


この文章で何となく分かるかと思いますが、、、

 


今年のダービー 本命はこの馬だ。

 

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◉◉◉◉サトノフラッグ◉◉◉◉

ディープインパクト産駒

ダービー馬はダービー馬から。

本命はサトノフラッグです。

今年のダービーはこの馬しか考えられない。


昔からの王道パターン

在厩で極限まで仕上げる。追い切りも強目にやって、鍛えて鍛えてダービーに臨む。


やっぱりダービーを勝つにはコレしかないんです。


今の競馬は外厩競馬ですが、ダービーは在厩調整

調教師の力が1番重要なんです。


国枝厩舎は牝馬ではアパパネやアーモンドアイで3冠を勝ってますが、牡馬クラシックには縁がありませんでした。


アーモンドアイでは全てが天栄仕上げ

なのにこの馬は弥生賞の時点で在厩調整にこだわりました。


やっぱりダービーを勝つには外厩ではなく在厩でないと勝てないことが分かってるんだと思います。


そして鞍上がダービー5勝の武豊

弥生賞でのコメント

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ディープに似ていたとコメントした武豊


昨年ディープが亡くなり、ディープ産駒で武豊がダービーを勝つ。


コントレイルじゃないんですよ。

サトノフラッグなんですよ。


福永祐一じゃないんですよ。

武豊なんですよ。


コロナで無観客競馬が続く競馬界

武豊がGIを勝たないでどうする。彼が勝たないと競馬界は盛り上がらない。


魂の単勝一点勝負

複勝じゃないですよ?単勝です。頭鉄板です。

 

あなたは何を信じますか?

私はサトノフラッグと武豊を信じます。信じてます。