何も逆らえない 〜宝塚記念〜

とりあえずコレを見てくれ。

f:id:kanomiSaku:20210622221328p:plain2018年秋~現在までの古馬GI(1600m~3200m)

言わゆる芝GI王道路線の勝ち馬

全てがノーザン外厩馬というのは皆さん知っての通り。

それより見てほしいのが騎手

お分かりいただけただろうか?

登場人物

外国人・福永祐一北村友一池添謙一川田将雅

終わり。え?コレだけ?

この少人数でローテーションしてるだけという現実。

そうなるともう簡単ですね。

クロノジェネシス C.ルメール ノーザンFしがらき

レイパパレ 川田将雅 ノーザンFしがらき

はいはい。人気でも逆らえない。しょうがないですよ。

どっちが勝つか考えるだけ。

いやもうそんなこと考えなくていいよ。

何も考えずに3連単の1着欄にクロノジェネシスとレイパパレをマークして2.3着を当てればいいだけ。

2頭とも来ちゃったら配当美味しくないゴミレースになりますが、そうならないのが宝塚記念ですからね。

クロノジェネシスとレイパパレどっちの方が安心して買えるか?と聞かれたら秋天でも有馬でも本命にして、この馬が現役最強だと思っているので、

普通に

◎◎◎◎クロノジェネシス◎◎◎◎

ってなるんだけど。

今回は違う。

C.ルメールの問題

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【0.0.0.6】

皆さん知っての通り、C.ルメールって宝塚記念は呪われてるのか?ってレベルで人気馬を飛ばします。

みんな知ってると思うのでコレは置いといて

それよりも問題なことがあります。

それがコレ

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【1.0.1.9】

ルメールは、しがらき馬に乗ったら全然ダメ

天栄馬に乗らないと来ません。

もう一度言います。

天栄馬に乗らないとルメールは来ません。

今年、勝てたのはAJCCアリストテレスだけ

馬券内もモントライゼのファルコンSだけ

それ以外、しがらき馬を人気で飛ばし続けているルメールさん。

クロノジェネシス最大の不安要素

それは
C.ルメールが乗ることなんですよね。悲しいことに。

クロノジェネシスは安定感ありますし、仮に負けたとしても馬券内には来るでしょ

という考えが今回、罠な気がする。

その他に

・ドバイから帰国後ガリガリだったこと

・2週連続乗る予定だった追い切りにルメールが乗らなかった

本当に大丈夫ですか?ってなっちゃう。

 

そうなると

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◎◎◎◎レイパパレ◎◎◎◎

こっちの安心感の方が強い。

ノーザンFしがらき×川田将雅

あの川田将雅さんが今年は春の時点でGI3勝

しかし、GI勝てるようになった事と引き換えに、両極端な成績になってしまいました。

今まではGI勝てない2.3着の常連客でしたが、今年は勝つか飛ぶかの両極端

こういう無敗の馬って負けるまで買い続けた方がいいんですが、負ける時ってコロッと惨敗する可能性が高いんですよね。

だから本命馬とか決めなくていいんです。

クロノジェネシスとレイパパレどっちかが絶対に勝つのは明白なんだから、素直に1着欄にマークしてください。

 

さぁ本題はここから。

相手ですよ。

まずこれ

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宝塚記念って枠ゲーなんです。

フルゲートでも少頭数でも1.2枠7.8枠ばっか来る。

1.2枠 ユニコーンライオン、レイパパレ

7枠 カレンブーケドール、モズベッロ

8枠 ミスマンマミーヤ、キセキ

そういう意味でも2枠を引けたレイパパレの方が有利ではないか?と思ってます。

枠が出る前から買いたかった馬がこの枠に入ってくれたので良かった。

という訳で

 

〇キセキ

2年連続2着

阪神2200やこの時期の馬場が得意なんでしょうね。全くタイプの違う騎手が乗って2年連続2着ということは適正があるということです。

7歳になって衰えたということは否定できませんが、スタートの上手い福永騎手が乗るのもプラスですし、何より今回から外厩先をチャンピオンヒルズに変えてきました。

これは素晴らしい。

チャンピオンヒルズは昨年10月に開場したノーザンFしがらきより施設が充実してる外厩で、今の天栄・しがらき2強の勢力図を変えると言われてる外厩施設です。

8枠を引けましたし、3年連続2着の準備は整ってると思う。

 

▲カレンブーケドール

この馬が勝てるならココという考え方は面白いと思います。でもやっぱりローテーションが懸念材料。牡馬でもキツい天皇賞・春から宝塚記念のローテ。牝馬なのでなおさら心配です。あのタフで有名なキタサンブラックですら春天激走の疲労で宝塚を大敗したのでこの馬がタフだと分かってても正直狙いづらいですし、何となくエタリオウと同じ匂いがするんですよ(僕の2年前の本命)

そういう意味でどちらかと言うと嫌いたかった。

でも、国枝厩舎で在厩調整なんです。

この春GIずっと言い続けてきた国枝厩舎の在厩調整

勝ちきれないが安定感は抜群

そして今年、国枝厩舎×戸崎圭太のコンビで重賞に出走してきた場合、9戦中7回馬券内という安定感。

7枠を引けましたし、何だかんだ馬券内には来そうですよね。

 

ユニコーンライオン・ミスマンマミーア

1枠と8枠

脚質が極端な馬が極端な枠に入ってくれました。

もう決め打ちですよね。1.8枠は買っとけの宝塚でこの枠に入った時点で買わないと損をする。

人気もないですし、こういう馬が穴をあけると思います。

ミスマンマミーアに関しては、8枠牝馬 

これだけでも買い要素です。

 

消消消消アリストテレス消消消消

2200mで2勝 2着1回ですけど、アリストテレスが宝塚に適正があるとは1ミリも思わないんですよね。一応この馬のことをデビューからずっと見てきて菊花賞でも本命にしたのでそれなりに分かってるつもりです。

根幹距離の広いコースの方が絶対に向いてると思います。

阪神の内回りは合わない

若駒S、すみれS、春天を見てもらえば分かりますが、内回りだとどうしてもエンジンの入りが遅いんですよね。

逆に新潟や中京、京都の外回りだと直線がある程度長いんでエンジンがかかる。

AJCCは勝ちましたけど、不良馬場でしたし、ルメールが早目に動いて積極的な競馬をした結果だと思います。

そして今回、ルメールが捨てて武豊の時点でアウトです。

この馬は、今年の京都大賞典ジャパンカップで買いたい馬ですね。

消消消消モズベッロ消消消消

1番狙うべき大阪杯で買えなかった時点である程度人気するであろう今回は積極的に買えませんよね。

人気薄で馬券に来た馬を人気になって買うというのは競馬においてナンセンスだと思います。

そして、中間はコズミを発症

状態も不安ですし、やはりここで買うべきではないかなと。

それでも、雨降ったら適正があるのは間違いないですし、7枠を引けたのもプラスだと思います。

 

印に直すと

◎◎◎◎レイパパレ◎◎◎◎

◎◎◎◎クロノジェネシス◎◎◎◎

〇キセキ

▲カレンブーケドール

ユニコーンライオン

△ミスマンマミーア

人気馬2頭を本命にするってダサいですけど。

もうこれはしょうがないことなんですよね。

まぁどっちか勝ってどっちか飛んでくれればそれなりに配当貰えると思うのでそれ期待で。

 

さようなら。

 

グランアレグリアは鉄板ではない ~安田記念~

タイトルの通り

 

グランアレグリアは鉄板ではない

 

なぜか? それがコレ

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昨年のアーモンドアイと同じく中2週の在厩調整で安田記念へ出走してくるグランアレグリア

あの在厩調整で大丈夫!の国枝厩舎のアーモンドアイですら勝てなかったんです。

グランアレグリアは藤沢厩舎ですからね。

国枝厩舎より厩舎力は劣りますし、この馬自身も、NHKマイルC桜花賞からの在厩調整で飛びました。

本当に勝てるのか?と疑問視したい。

いやもしかしたら飛ぶ可能性もあると思ってます。

そしてあと2点

・中間に爪を痛めて一頓挫

・最終追い切り坂路

なぜ、最終追い切りで坂路にしたことが不安要素なのかは後で話します。

確かに最強です。東京マイルで負けるとこが想像できないというのが本音です。

でもさ1倍台の1番人気に不安要素があったら嫌いたいじゃん。

という訳でやることは簡単。

 

グランアレグリアを倒せる可能性がある馬を探す

 

タダそれだけ。 

じゃあそれは誰なの?って話

 

先週のダービー

ダービーは昔からの王道

在厩調整

を覆して、外厩を使った天栄・しがらき馬の2頭でワン・ツーを決めました。

時代は変わりました。

勝ち馬のシャフリヤールは間隔をあけて外厩を使っての出走でダービー馬となりました。

あのダービーでも外厩を使う時代

外厩を使うのが王道

逆らえません。

だからこそ中2週で在厩調整のグランアレグリアを嫌うしかないのよ。

 

そして、先程話した最終追い切りの話

それがコレ

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今開催の東京1600mの勝ち馬

ほぼ全ての馬が最終追い切りで、美浦Wコース・栗東CWコース・美浦Pコースによるトラック調教馬でした。

これは重要視したい。

 

・ノーザンF天栄

シュネルマイスター

ダノンキングリー

・ノーザンFしがらき

インディチャンプ

カテドラル

ケイデンスコール

サリオス

ラウダシオン

グランアレグリアを倒せるとしたら外厩を使ったこの馬たち。

1頭ずつ見ていきましょう。

・インディチャンプ

阪急杯を使った時点で今年の大目標は高松宮記念でしたよね。

昨年、香港のチャンピオンズマイルを使いたくて中山記念から始動したのに使えなかった時と同じく、安田記念へ向けての準備段階が不足してると思います。

叩き2走目で最大パフォーマンスを出すので、3走目というのもアウトですし、最終追い切りも坂路なので勝ち切るのはキツいかと。

それでも堅実な馬なのでそれなりに走ってそれなりな着順で落ち着きそう。

 

・サリオス

大阪杯からの距離短縮して安田記念へ出走してきた馬って安田記念で全く勝負にならない。

そしてコレ

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ずーっと話してることです。関東馬なのに日本人が乗る時点でアウトなんです。

そして、サリオスに関しては過去に色々お話してます。

kanomisaku.hatenablog.com

もうGIでは厳しいというのが私の意見です、消しです。1円も買いません。

これマイルCSの時からずっと言ってますからね。

これはもうジンクスとかじゃない。事実なんです。

 

・ラウダシオン

今年に入って1200で2走、前走は1400の京王杯SCを勝利してココ。

インディチャンプと同じく、シルクロードS使った時点で高松宮記念がメイチだったはず。

しかも、京王杯を挟んで安田記念は使いすぎ、安田記念目標ならこんな使われ方しません。

京王杯勝てて優先出走権貰えたからとりあえず出走させるかーみたいな。消しですね。

 

ケイデンスコール

完全に復活、いや覚醒しましたよねこの馬。この勢いで一気にGI奪取できるのか?

本命まで考えたのですが、最終追い切りは坂路。やっぱりトラックコース調教馬を重視したので本命まではできませんでした。

本命にはしませんが、私の中でかなり評価が高いです。

 

・カテドラル

重賞未勝利馬ですし、さすがにこのメンバーに勝ち切るのは難しいと思います。最終追い切りも坂路なので特に強調材料はない。消し。

 

・ダノンキングリー

正直な話、本命にしてもいいかなって思ったんですよね。

ダノックスは前哨戦強くて本番弱いってイメージありましたけど。
GIを勝つためなら前哨戦を使わない
を初めて実行したダノンスマッシュがあっさり国内GI初制覇したように。
ダノンキングリーもダノンプレミアムも年明け初戦で安田記念に出走してくるのを結構期待してました。

川田将雅×天栄馬の成績

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OP〜GIIまでだと安定した成績を残してくれます。

が、それがGIになるとダメ。

サリオスの時に話した、関東馬のGI勝ち馬が外国人ジョッキーしか勝てないのと比例してますね。

最終追い切りもダート追い切り

キツイなぁ、、消し。

 

話が長くなりました。

という訳で、本命はこの馬になります。

 

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◎◎◎◎シュネルマイスター◎◎◎◎

・中3週でもノーザンF天栄に短期放牧

・最終追い切り 美浦Wコース

・グランアレグリアと未対戦

うん。この馬だと思う。

NHKマイルCを勝ち、秋まで休養すると言われていたのに急遽予定を変更して安田記念へ出走させてきたこと。

同じサンデーレーシングで天栄馬のグランアレグリアがいるにも関わらず出走させてきたこと。

コレって結構重要ですよね。

天栄側からしてみれば、グランで勝てるならわざわざ出走させてこないはず。それでも出走させてきたということは、、

グランアレグリアの状態が不安

勝ち切るのに自信がない

ってことになります。

グランアレグリアは中2週で在厩調整

シュネルマイスターは中3週でも天栄に戻した

この「差」って絶対に生まれると思うんです。

シュネルマイスターの鞍上が中々決まらなかったのもグラン回避の可能性があったから。

シュネルマイスターの鞍上は横山武史

なんや!関東馬は外国人しか勝てないんじゃないのか!

って思われてる方

この話は、オークスの時にもしました。

関東馬に乗って日本人ジョッキーで勝てたのは池添謙一と横山武史のみ

この2人は、ルメールや外国人ジョッキーが乗れない時の天栄馬に乗る機会が多い2人です。

池添謙一は、2018年の美浦滞在の頃から

横山武史は、昨年の夏頃から

そして、天栄のお気に入りになれば、期待の新馬をデビューから乗せてもらえる。

池添謙一はブラストワンピース

横山武史はエフフォーリア

共にデビュー戦から乗り続けてGIを勝利しました。

本当はどっちもルメールに乗ってほしいんだけど分身なんてできないから代打よろしくってこと。

多分ここで結果を残したとしても、次走以降はルメールが乗ってるはずです。

去年のアーモンドアイとグランアレグリアの時と同じですよね。

 

斤量54キロ

いやこれ反則でしょ。。

近年は馬場高速化の影響でどう考えても斤量なんて軽い方が有利に決まってます。

牝馬が昨年の古馬GI総ナメしたのも、3歳馬が条件戦で有利なのも全て斤量のせいだと思うんですよね。

JRAさん。そろそろ斤量の見直しした方がいいですよ。マジで。

 

そして最後にキングマン

シュネルマイスターはサンデーの血が入ってない。これはかなり種牡馬の価値があります。

ノーザンFの吉田勝己さんも、サンデーの血が入ってないから将来、種牡馬としての価値を考えて輸入したと言っていました。

キングマンフランケルと同じくタイマーがいつ切れるか分からないので早いうちにGIをたくさん勝たせて種牡馬価値を高めたいはず。

昨年の古馬GIは牝馬が総ナメしましたけど、正直な話、牝馬にポンポンGI勝たれても牡馬の方が価値があるのでノーザンFからして見てみると嬉しくないのが本音なはず。

その選択肢として3歳で安田記念に出走させるのは素晴らしい選択だと思いますね。

 

横山武史くん

先週のダービーの借りは安田記念で倍返し。

そんな気がします。

 

印にすると

◎シュネルマイスター

ケイデンスコール

▲インディチャンプ

△カラテ

△ダノンプレミアム

△グランアレグリア

 

こんな感じかなと

ダノンプレミアムは私が2年連続このレースで本命にしてきてココで買わないわけにはいかず、三度目の正直ってやつですよね。

カラテに関して

申し訳ない。これだけは私情です。

デビューからずっと応援し続けてたくさん馬券でお世話になってる菅原明良くん。

それだけ

ただそれだけ

馬の体調悪いのも知ってる。相手が強いのも分かってる。

それでも菅原明良くんだから買います。

私情だけだと思ったでしょ?

私情も含まれてますが、実は根拠もあります。

トゥザグローリー産駒は東京芝マイル戦の回収率めちゃくちゃ高い

これだけ?って思った方

オークスのハギノピリナはなぜ来たのか思い出してください。

ハギノピリナはキズナ産駒 キズナ産駒って東京2400の回収率エグいほど高いんです。

回収率高い種牡馬の産駒を買っといて損はないでしょって話。

グラン飛んで配当ください。

そんな安田記念になってほしいですね。

 

オーナーとトレーナーの夢を乗せ、牡馬を交えての3歳の頂点へ ~東京優駿・日本ダービー~

まず、日本ダービーというのは

 

全ての「条件」が揃った馬が勝つもの

 

なんです。

 

その「条件」とは

外厩」「騎手」「厩舎」「種牡馬

この4つの「条件」で全てが揃ってないと勝てない。

それが日本ダービーです。

 

まず1つ目 外厩

 

kanomisaku.hatenablog.com

 

外厩」に関しては週中のブログで全てお話したのでそれを見てください。

 

2つ目「騎手」

「前走から乗り替わりはダービーを勝てない。」

有名なジンクス

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前走から乗り替わりでダービーへ出走してきた馬、全てを調べました。

見ずらくて申し訳ない。

【0.9.8.169】勝率0% 連対率4.8% 複勝率9.1%

この中には実力馬もたくさんいます。

ハーツクライシンボリクリスエス

最近ではサートゥルナーリアがそうでした。

・今年、乗り替わりでダービーに参戦してくる馬

アドマイヤハダル

ラティアス

グレートマジシャン

シャフリヤール

タイムトゥヘヴン

ディープモンスター

バジオウ

ラーゴム

レッドジェネシス

この馬たちが勝つのはかなり厳しいのかなと。

 

3つ目「厩舎」

ダービーを勝つには厩舎力が必要

現代競馬は、天栄・しがらき 外厩を使うのが主流ですが、ダービーに限っては厩舎力が必要不可欠なんです。

ここ数年、ダービーを勝った厩舎

2011年 オルフェーヴル 池江泰寿

2012年 ディープブリランテ 矢作芳人

2013年 キズナ 佐々木晶三

2014年 ワンアンドオンリー 橋口弘次郎

2015年 ドゥラメンテ 堀宣行

2016年 マカヒキ 友道康夫

2017年 レイデオロ 藤沢和雄

2018年 ワグネリアン 友道康夫

2019年 ロジャーバローズ 角居勝彦

2020年 コントレイル 矢作芳人

全てが、外厩に頼らないでも結果を残してきたトレーナーです。

ブラストワンピースもダノンキングリーも人気で勝てなかったのには外厩に頼りっぱなしの厩舎に原因があると思ってます。

 

4つ目種牡馬

ディープインパクトキングカメハメハ

近年、この2頭の種牡馬しか勝ち馬が出ていません。

2頭とも亡くなってしまったのでいずれは変わると思いますが、

「ダービー馬はダービー馬から」

という格言は間違ってないのかなと。

 

この4つの「条件」を全て満たした馬がダービーを勝ちます。

 

今年の有力馬

エフフォーリア

エピファネイア産駒

外厩 ノーザンF天栄

夏の早い内に使って1勝し外厩に戻す、秋以降に1回使って外厩に戻す、3歳重賞を使って外厩に戻す、皐月賞を使って外厩に戻しダービーへ

この、外厩を駆使した省エネローテーションでダービーを勝つ。

この下地は十分ですし、共同通信杯皐月賞の勝ち方を見ても強いのは事実。

そして1枠1番を引くという。

死角はないのか?

いや、ある

騎手と厩舎力が全くと言って良くない。

横山武史騎手は確かに上手いですが、まだ若手のホープ

ジョッキーの勢いだけでダービーを勝つなんて甘い話かなと。

そしてもう1つが厩舎力

天栄に頼りっぱなしの鹿戸厩舎です。

ローテーションなどは完璧です。

が、騎手と厩舎力でマイナス点が多いんですよね。

ディープインパクトキングカメハメハの血がない

というのも不安要素の1つではあります。

エピファネイアはダービーで2着

母父 ハーツクライもダービーで2着

祖父 シンボリクリスエスもダービーで2着

うん。2着な血統してますね。2着な気がする。

 

・グレートマジシャン

ディープインパクト産駒

外厩 ノーザンF天栄

こちらもエフフォーリアと同じくノーザンF天栄

ブラストワンピースと同じローテーション

皐月賞を捨て、別路線経由でダービーを勝つ

天栄がダービーを勝つために実行しているローテーション。期待度はかなり高いはず。

外厩種牡馬は完璧

なんですが、、

問題なのがエフフォーリアと同じく厩舎力と騎手

昨年、開業したばかりの宮田厩舎です。GIどころか、重賞も勝ったことがありません。

そして、C.ルメールに捨てられてしまいました。

この時点でアウト

 

逆に厩舎力が無くてもダービーを勝てる時代

それは今、ノーザンファームが1番目指していることなのかもしれませんが。

 

・シャフリヤール

ディープインパクト産駒

外厩 ノーザンFしがらき

皐月賞を捨てる別路線組のパターン

こちらはしがらきです。

過去にダービーを勝ったことのある藤原英昭厩舎

外厩種牡馬・厩舎

3つ完璧、、、惜しい。

残念ながら騎手でアウトになってしまいました。

前走乗っていた川田将雅騎手から福永祐一騎手への乗り替わりなんです。

テン乗りじゃないから大丈夫!!

という訳にもいかない。

この乗り替わりのジンクスは永遠に破られないと思ってます。それくらいダービーでは重要なことなんです。

 

という訳で。

 

本命馬は

 

この馬に

 

なります。

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◎◎◎◎サトノレイナス◎◎◎◎

外厩

桜花賞2着の後、在厩調整のパターンでここまで来ました。

昔からの王道の在厩調整

天栄へ戻さず、在厩で極限まで仕上げる。追い切りも強目にやって、鍛えて鍛えてダービーに臨むこのパターン。

同じ天栄のエフフォーリアは天栄に戻してのダービー参戦ですが、サトノレイナスは天栄に戻す選択肢があったにも関わらず在厩調整を選択しました。

 

「騎手」

桜花賞から引き続きC.ルメール

グレートマジシャンでダービーの可能性もあったのにそれを捨ててサトノレイナスに乗ります。

 

種牡馬

ディープインパクト産駒

結局のとこダービーにはディープの血が必要不可欠なんですよね。

 

「厩舎」

国枝栄厩舎

牝馬ではアパパネやアーモンドアイで3冠を獲っています。

そして、国枝厩舎の厩舎力が本当に素晴らしい。

昨年の秋華賞菊花賞
今年の天皇賞・春ヴィクトリアマイルオークス
その全てが在厩調整で圏内に来ました。

この春、国枝先生が在厩調整にこだわってGIに出走させてきたこと。

それは、サトノレイナスのダービーのため

やっぱりダービーを勝つには外厩に戻すのではなく在厩で仕上げないと勝てないことが分かってるんだと思います。

 

ダービーを勝つために必要な4つの「条件」

サトノレイナスは全て満たしました。

 

昨年のダービーは、サトノレイナスの兄 サトノフラッグを私は本命にしました。

まさか、1年後にその妹のサトノレイナスをダービーで本命にするなんて…

これも何かの縁なのかなと。

 

里見オーナーの夢

サトノクラウンで3着

サトノダイヤモンドでハナ差の2着

共にC.ルメールの手綱でした。

あと一歩まで迫ったが、届かなかったダービーの栄冠

 

国枝厩舎の悲願

アーモンドアイでダービーに出走したいと言っていましたが、それをノーザンFが許さなかった。クラブ馬というのもあったと思いますが、アーモンドアイをダービーに出走させるというのが実現できませんでした。

今回のサトノレイナスは個人馬主。

そして、あのノーザンFが出走を認めたんです。

それほど「自信」がある。

ということです。

 

そしてコレ

f:id:kanomiSaku:20210530004112j:image 国枝厩舎は牝馬を育てるのが上手い

国枝厩舎の牝馬

ディープインパクト産駒

C.ルメールが騎乗

これだけで連対率100%なんです。

 

里見オーナーの夢 国枝厩舎の悲願

サトノクラウンサトノダイヤモンドの雪辱

 

里見オーナーと国枝先生のダービーへの願望を前に

牝馬だけどダービー制覇への夢が見れるサトノレイナスという馬が現れた。

サトノレイナスが2人の夢を叶えてくれるよ。

全てはこの日、この時のため

ウオッカ以来14年ぶり牝馬のダービー制覇へ

 

正直な話、枠順を見て絶望しました。

ピンク帽を見てかなり落ち込みました。

本命馬を変えようとも考えました。

確かに枠順って大事、そんなの分かってる。

2017年のダービーは大外枠でも勝てると信じてアドミラブルを本命にして勝てなかった。
逆に2018年は枠順見てワグネリアンからキタノコマンドールに変えて痛い目を見た。

どっちに転ぶか分かりません。
けど
ダービーだもん
自分が信じた馬を最後まで信じたいよね。

 

皆さんはどの馬を信じますか?

私はサトノレイナスとC.ルメールを信じます。

「外厩」で見る日本ダービーの歴史

オークスが終わり、ダービーウィークの始まりです。

まだオークスが終わったばかりですが、もうダービーは始まってます。

ダービーはオークスが終わってから目黒記念が終わるまでがダービーです。

 

というのは置いといて

 

ダービーの外厩に関して、話したいことがたくさんあり、ブログ1つじゃ収まりきらないのでダービーのブログは2部構成でお届けします。

 

今回はもう外厩のみのお話。

 

過去のダービーを外厩で見てみましょう。

 

2011年 オルフェーヴル

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ステイゴールド産駒

デビューして2歳時の外厩は「グリーンウッド」

デビュー戦は勝てましたが、芙蓉S京王杯2歳Sと敗戦。

しかし、オルフェーヴルにとって転機が訪れます。

それが

2010年秋「ノーザンFしがらき」の開場でした。

「グリーンウッド」からノーザンファーム関係馬・スタッフが移動し、翌年のシンザン記念からは「しがらき」に変更。

変更した途端、馬が変わりましたよね。

シンザン記念きさらぎ賞スプリングS

スプリングSから在厩調整皐月賞・ダービーを制覇

そして、3冠を達成して古馬になってからもGIを勝ちました。

規格外。ただの化け物です。

ここまで使って、ここまで走った。というタイプでは最後の馬かも知れません。

 

2012年 ディープブリランテ

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ディープインパクト産駒、初のダービー馬

パカパカファーム生産でも、サンデーレーシングで募集され、外厩ノーザンFしがらき

皐月賞3着から巻き返してのダービー制覇でした。

ダービーの後は、キングジョージ6世&QESに出走しますが、敗退。そして屈腱炎で引退。

 

2013年 キズナ

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ディープインパクト産駒

弥生賞5着の後は、毎日杯京都新聞杯と裏街道。
ダービーを勝つまで外厩には出さず在厩調整でダービーを制覇。

ダービーの後は凱旋門賞へ。
ニエル賞、そして翌年の春の大阪杯と2勝しましたが、古馬になってからは骨折2回と、GIを1つも勝てずに引退。

 

2014年 ワンアンドオンリー

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ハーツクライ産駒

デビューからダービーまでずっと厩舎に置いたままの在厩調整でダービーを制覇。

次走の神戸新聞杯を勝って、以降は勝ち鞍は無し。
馬券圏内もドバイの3着のみ。


2015年 ドゥラメンテ

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キングカメハメハ産駒

ここからノーザンF無双が始まります。
ノーザン外厩、ディープ・キンカメ、「天栄・しがらき」
ダービー勝つにはこれらが必須になる時代。

セントポーリア賞→共同通信杯皐月賞→ダービー

このローテを踏めば皐月賞外厩を使えるローテ

弥生賞だと間隔が短くて外厩が使えない。

皐月賞の王道ローテが共同通信杯や直行ローテになったのも納得ですよね。

皐月賞を圧勝して、ダービーまで在厩調整

そして皐月賞・ダービーの2冠達成

しかし、ダービーの後は骨折をしてしまい、翌年の中山記念まで休養そこで勝利。
ドバイも宝塚記念も結局勝てず、この馬も古馬になってから1度もGIを勝てずに引退


2016年 マカヒキ

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ディープインパクト産駒

若駒S弥生賞皐月賞→ダービー

弥生賞後から外厩に戻さず在厩調整

皐月賞で2着

そしてダービーも在厩調整でダービー制覇。

この馬も、キズナと同じくニエル賞まで勝てましたが、その後は1度も勝てず、現在でも連敗記録が続いています。


2017年 レイデオロ

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キングカメハメハ産駒

ホープフルS皐月賞→ダービー

年明け初戦が皐月賞

前哨戦なんて必要ない

をクラシックで成し遂げた天栄馬。

皐月賞5着後に天栄へ戻し、外厩調整でダービーを制覇。

これが、今の省エネローテの手本となった馬です。

この省エネローテなら古馬になってからも活躍できます。

実際に、古馬になってGIを勝ったダービー馬はオルフェーヴル以降レイデオロまでいませんでした。

 

2018年 ワグネリアン

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ディープインパクト産駒

弥生賞皐月賞→ダービー

マカヒキと同じく皐月賞・ダービーで外厩を使わない在厩調整

マカヒキと同じく古馬になってから1度も勝てずに終了。


2019年 ロジャーバローズ

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ディープインパクト産駒

京都新聞杯→ダービー

皐月賞をパスして別路線

京都新聞杯の後は厩舎に置いて、ダービーは在厩調整

ノーザンF生産ではありませんが、外厩はしがらきでした。

この馬もダービーの後、1戦も走らず骨折で引退。

この年の1番人気のサートゥルナーリアはレイデオロと同じパターンで2冠を目指しました。

レイデオロは直行ローテの皐月賞を敗戦してダービー制覇

サートゥルナーリアは直行ローテの皐月賞を勝ってダービーで敗戦。

このパターンで2冠を獲るのはまだ厳しいのかもと思ってました。しかし、翌年に化け物が誕生します。

 

2020年 コントレイル

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ディープインパクト産駒

直行ローテで皐月賞を勝ち、ダービーも外厩調整で勝利 そして3冠達成

そう。天下のノーザンFが成し遂げたかった

外厩を駆使した省エネローテで皐月賞・ダービーを制覇をする。

という目標を先にノースヒルズのコントレイルが実現させてしまいました。

これを実現させたコントレイルは凄いのですが、昨年のノーザンFは、サリオス以外大コケの年でした。

3歳のジャパンカップでアーモンドアイに敗れて3着・年明け初戦の大阪杯も3着と古馬混合のGIレースでは勝てない状況が続いてます。

正直言うと世代レベルに恵まれたかなって思っちゃいますよね。

 

これらの歴史を踏まえて

・ダービーを勝つには3つのパターンがあります。

1.「在厩調整」

過去の該当馬 ワンアンドオンリードゥラメンテマカヒキワグネリアン

皐月賞・ダービーまでの期間で外厩を使わずに在厩調整。

ダービーを勝つため!ダービーを本気で勝つんだ!!厩舎に置いて、追い切りも強目にやって、鍛えて鍛えてダービーに臨む。

昔からの王道パターンですが、これを行うことによって馬が終わります。


2.「外厩」を駆使した省エネローテ

過去の該当馬 レイデオロ・コントレイル

1のパターンだとダービーを勝ったとしても反動が大きい。

だからこそ、間隔をあけて皐月賞、そしてダービーも外厩調整

とにかくレースが終わったらすぐに外厩に戻す。

「素質を疲労で妨げない」を徹底する。

こうすることによって、ダービーで競走馬人生が終わることなく古馬になっても活躍できます。

ノーザンファームが考えた究極のローテーションです。


3.皐月賞を捨てる「別路線組」

過去の該当馬 キズナ・ロジャーバローズ

ダービーを本気で勝つためなら皐月賞を捨てる。

皐月賞とダービーは中5週ですが、関西馬は輸送があります。2走連続の輸送+GIの連戦

だから皐月賞を捨てて別路線でダービーに挑む。

別路線なので相手も軽い。ダービーまで疲労を最低限に抑えることができます。

しかし、別路線で勝ったキズナもロジャーバローズも京都新聞杯から中2週で在厩調整でのダービー制覇でした。

これだと1のパターンと同じく馬が終了します。

今、ノーザンFが試してることは、

皐月賞を使わず外厩を駆使してダービーを勝つ方法。

これを探してる段階です。

2017年

サトノアーサー ノーザンFしがらき 前走 毎日杯

2018年

ブラストワンピース ノーザンF天栄 前走 毎日杯

2020年

ワーケア ノーザンF天栄 前走 弥生賞

アルジャンナ ノーザンFしがらき 前走 毎日杯

 

まだ勝ち馬は1頭も出ておりませんが、天栄・しがらき共に、皐月賞を使わずダービーを制覇する方法を模索している段階。

今年も皐月賞を使わなかった別路線組として、天栄からグレートマジシャン しがらきからシャフリヤールと揃えてきてます。

 

今年のダービーはどのパターンからダービー馬が生まれるのか?

そして、私はどの馬を本命にして、どの馬を信じるのか。

 

東京優駿日本ダービーまであと6日

 

オークスで輝く母の血 〜優駿牝馬・オークス〜

まず最初に、過去のオークスを「外厩」で振り返りましょう。

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※〇の中の数字は何走目か示している。

昨年は、ノーザン外厩馬が1頭も馬券圏内に来れず、ウインとノルマンディの馬で馬券内を独占するという、、

ハッキリ言って事故ですよこんなの。

それでも、昨年の事故を除けば、天栄・しがらき・山元TC

ノーザンFと社台Fで運動会をしてました。

今年は昨年のような事故は絶対に起きないと思いますし、天栄・しがらきの2強構図はやはり変わらない。

 

そしてもう1つ

お気づきだろうか

 

2014年から勝ち馬は全て外厩帰りの馬なんです。

外厩」を使わなきゃ勝てないよ!

実はこんな前からもう外厩競馬が始まってたんですね。

今年の該当馬

・ノーザンF天栄

ファインルージュ

クールキャット

ククナ

スルーセブンシーズ

 

・ノーザンFしがらき

該当馬なし

 

あれ?なにこれ大丈夫?

人気馬のソダシ・アカイトリノムスメと人気馬は今回、外厩を使ってません。

これは、かなりの不安要素。

じゃあ外厩を使っている天栄馬4頭に勝つ可能性があるのか?

いや、それでもコレ

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近年の関東馬はほぼ外国人ジョッキーでしか勝てていません。

日本人ジョッキーで勝てたのは池添謙一と横山武史のみ

この2人は、ルメールや外国人ジョッキーが乗れない時の天栄馬に乗る機会が多い2人です。

池添謙一は、2018年の美浦滞在の頃から

横山武史は、昨年の夏頃から

そして、天栄のお気に入りになれば、期待の新馬をデビューから乗せてもらえる。

池添謙一はブラストワンピース

横山武史はエフフォーリア

共にデビュー戦から乗り続けてGIを勝利しました。

今回

池添謙一は騎乗馬なし

横山武史はククナに騎乗

ククナしか勝てる可能性ないじゃん。。

 

という訳で、この2頭を重要視したいと思います。

 

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◎◎◎◎アカイトリノムスメ◎◎◎◎

今回、在厩調整なのでオークスを勝つという意味では不安要素ですが、国枝厩舎でルメールです。

国枝厩舎なら在厩調整でも大丈夫。

昨年の秋華賞 マジックキャッスル 菊花賞 サトノフラッグ 今年の天皇賞・春レンブーケドール

そして、先週のヴィクトリアマイルのマジックキャッスル

その全てが在厩調整で圏内に来ました。

2年前のオークスも12番人気ながら2着に来たカレンブーケドールも国枝厩舎で在厩調整でした。

アパパネは3冠牝馬オークスを勝っています。

母と同じくオークス制覇できるのか?

 

それでも、、

もし、オークスが例年通り外厩帰りしか勝てないレースとして続くとしたら、、

 

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◎◎◎◎ククナ◎◎◎◎

ククナの頭もあると思います。

こちらは天栄に戻して外厩調整でのオークス参戦

デビューからずっとルメールが乗り続けてました。アーモンドアイと同じくシンザン記念を使ったというのもこの馬の期待度の高さが伺えます。

アルテミスSではソダシの2着でクールキャットに先着、クイーンCではステラリアに先着してます。

その2頭より人気がないのはちょっと舐められすぎじゃないかなと。

桜花賞も後ろから突っ込んできたのはサトノレイナスとククナのみ

こちらもアカイトリノムスメ同様、オークスで好走した母クルミナル。

そして、先程あげた、ルメールが乗れない天栄馬に横山武史もしくは池添謙一が乗る。

NHKマイルCルメールが乗っていたソングラインが池添謙一となり、ルメールが選んだシュネルマイスターとワン・ツー決着

今回もそのようなことが起きると思ってます。

 

ソダシは、クロフネ産駒で距離が不安視されてますけど、そんなことより在厩調整のほうがアカン。

正直、不安要素だらけですよね。

それでも能力が高いのも事実ですし、走法とか見ても左回りや東京コースはかなりプラスかなと。

何だかんだ普通に勝たれても驚きませんし、馬券圏内なら普通に来そう。

 

その他の相手も探してみましょう。

過去の傾向を見て分かる通り

・ノーザン外厩馬以外の他陣営は前走1着が必須条件

これによりユーバーレーベンはアウト

・前走凡走した馬の巻き返しは今回、外厩を使ってる事が必須条件

この2つです。

 

今年の3歳クラシックはノーザン外厩馬が独占状態なので、もう相手もノーザン外厩馬で大丈夫そう。

軽視する馬

消消消消ステラリア消消消消

こちらは、忘れな草賞を勝った社台外厩

そして、川田将雅が騎乗 いかにも売れそう。いや売れてます。

しかし、この馬はクイーンCからずっと在厩調整なんです。これはかなりキツイです。

オークスで好走してる社台外厩馬は山元トレセンを使ってる関東馬しかおりません。

私自身も昨年デゼルを本命にして痛い目を見たので今回は完全に軽視です。

 

アールドヴィーヴルも嫌う予定だったんですけど、まさかこんな人気落ちすると思わなかったんで普通に買います。

 

ノーザン外厩馬以外で買いたいのがタガノパッション

前走スイートピーSを勝ってますし、鮫島一歩調教師はモズカッチャンを管理してた調教師です。何か来そうな雰囲気はある。

そして、今開催の府中は、ロベルトがめちゃくちゃ走る。

フローラS クールキャット 1着 父ロベルト系

青葉賞 レッドヴェロシティ 3着 母父ロベルト系

スイートピーS ロベルト系の1.2.3着

プリンシパルS タイソウ 3着 父ロベルト系

NHKマイルC ソングライン 2着 母父ロベルト系

ヴィクトリアマイル 2.3着 母父ロベルト系

メイS フランツ 2着 母父ロベルト系

めちゃくちゃ走るやん。しかもメインレースでこんなに来るし、人気薄でも来てるという。

今回、ロベルト持ちは、タガノパッション・クールキャット・ウインアグライアの3頭

 

うん。やっぱりタガノパッション怖い

クールキャットもですね。

 

印に直すと

◎アカイトリノムスメ

〇ククナ

▲ソダシ

△ファインルージュ

△クールキャット

△タガノパッション

△スルーセブンシーズ

△アールドヴィーヴル

こんな感じで

 

来週はついにダービーですね。

ダービーが終わったらまた来年のクラシックへ向けて新馬戦が始まります。

 

1年ってあっという間ですね。

最強コンビ 川田将雅×矢作芳人 ~平安ステークス~

GI以外をブログにするなんて珍しい。

しかも、土曜重賞でダートの重賞。

暇人なんですね。

そうです。暇だから書きました。だから書かせてほしい。

 

いや、本音を言うと

平安ステークスが自信しかない。

絶対に当たる。儲かる。

可能性があるのでブログにしました。

コレで外したら面白いけど。

 

タイトルの通り

川田将雅騎手×矢作芳人厩舎

このコンビがヤバい。

いやヤバいどころではない。キモイ。

それがコレ。

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勝率50% 複勝率83.3%

 

エグすぎ。これ中央だけの成績でコレですからね。

地方交流のダノンファラオとマルシュロレーヌを加えたらもっと高いです。

 

1番人気はアメリカンシードですか。

ダートに替わってから3勝クラスまで圧勝劇。

そして、前走のマーチステークスは3勝クラスから昇級初戦で1倍代の1番人気でした。

いや、なんで1倍代の1番人気だったの?いや、何で1番人気にしちゃったの?

というのが私の意見です。

それがコレ。

・ダートOPの昇級戦でいきなり馬券内に来れた馬
トップウイナー
レッドルゼル
ロードレガリ
ダンシングプリンス

昨年は、これだけしかいないんです。
そのくらい3勝クラスからOPの壁は厚いんですよね。

この4頭は、後にダート重賞を勝ったり、好走してる馬です。

今回、昇級2戦目のアメリカンシード。

また今回も1番人気ですし、嫌ったほうがいい。これが私の見解です。

 

という訳で。

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◎◎◎◎マルシュロレーヌ◎◎◎◎

絶対に大丈夫 鉄板すぎる。

逆にアメリカンシードのおかげでこんなに美味しいんですよ。

川田将雅東海ステークスを勝ったオーヴェルニュ、ずっと乗ってきたマスターフェンサーではなくマルシュロレーヌに乗るというのもそういう事なのかなと。

平安ステークスの過去の傾向も、実績馬が普通に強くて、昇級してきた新興勢力が弱いんですよ。

 

川田将雅矢作芳人のコンビ信じろ。

 

競馬は、土曜重賞の川田将雅・GIのルメール

これで儲かる説

私は唱えます。

 

そしてもう1頭

平安ステークスの王道

前走 仁川ステークス組

2017年 グレイトパール 1番人気 1着

2019年 モズアトラクション 12番人気 2着 

2020年 ヒストリーメイカー 10番人気 4着 

過去に3頭しかおらずこの成績。

モズアトラクションは12番人気で2着

ヒストリーメイカーは4着でしたが、畑端省吾が乗って4着ですよ。そんなのもう馬券内みたいなもんじゃん(失礼)

 

今年も1頭いました!

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◎◎◎◎マリオマッハー◎◎◎◎

もう買うしかないよね。

まぁ今年は、中京開催なので例年と傾向が変わるかもしれませんが、全然人気ないですし買っといて損はないでしょ。

雅ステークスを勝って、アルデバランSを人気で凡走して、仁川ステークスも凡走してのココ

うん。モズアトラクションの時と全く同じです。

 

マルシュロレーヌがオルフェーヴル産駒

マリオマッハーがゴールドシップ産駒

これで決まったら何か面白い。

 

という訳で、

マルシュロレーヌが鉄板だよ

ってお話と

マリオマッハー人気ないけど買っとけ

ってお話でした。

 

 

オークスでお会いしましょう。

このレースで天栄には逆らえない 〜ヴィクトリアマイル〜

昨年のブログ

kanomisaku.hatenablog.com

 

まずは、過去の傾向から

 

・過去のノーザンFしがらき

2020年

ダノンファンタジー 5着 前走 阪神牝馬S

ラヴズオンリーユー 7着 前走 ドバイSC中止

ビーチサンバ 9着 前走 阪神牝馬S

2019年

ラッキーライラック 4着 前走 阪神牝馬S

レッドオルガ 11着 前走 阪神牝馬S

2018年

リスグラシュー 2着 前走 阪神牝馬S

レッドアヴァンセ 3着 前走 阪神牝馬S

アドマイヤリード 8着 前走 阪神牝馬S

2017年

アドマイヤリード 1着 前走 阪神牝馬S

ミッキークイーン 7着 前走 阪神牝馬S

2016年

ミッキークイーン 2着 前走 阪神牝馬S

ショウナンパンドラ 3着 前走 大阪杯

 

ほぼ全ての馬が阪神牝馬Sを経由して結果を残してきました。数年前までは阪神牝馬Sを使ったしがらき馬はこのレースで安心して買える。そのような傾向だったのに、ここ2年は人気して全滅するようになりました。

なぜなのか?

 

それは

 

天栄がこのレースを攻略してしまったから。

 

・過去のノーザンF天栄

2020年

アーモンドアイ 1着 前走 ドバイターフ中止

ノームコア 3着 前走 高松宮記念

プリモシーン 8着 前走 ダービー卿CT

2019年

ノームコア 1着 前走 中山牝馬S

プリモシーン 2着 前走 ダービー卿CT

アエロリット 5着 前走 ペガサスWCT

2018年

アエロリット 4着 前走 中山記念

デアレガーロ 16着 前走 高松宮記念

2017年

ルージュバック 10着 前走 金鯱賞

2016年

ルージュバック 5着 前走 中山牝馬S

マジックタイム 6着 前走 ダービー卿CT

 

過去の天栄は、マジックタイムルージュバック・アエロリットなど有力馬を多数出走させても馬券圏内に来ることすら出来ませんでした。

それが、一変したのが2019年

ワン・ツーを決め、 翌年も1・3着を確保しました。

そう、しがらきが初めて馬券圏内を外した2019年から天栄がこのレースを支配してしまったんです。

 

先週のNHKマイルCもそうでした。

天栄がいつか攻略すると思ってましたが、本当にそのような結果になりました。

天栄でワン・ツー しがらきのグレナディアガーズも3着が精一杯

王道ローテだったアーリントンCのしがらき馬、ホウオウアマゾンとピクシーナイトは圏内に来れませんでした。

 

そうなると、もう逆らえませんよね。

 

本命馬は

 

この馬になります。

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◎◎◎◎グランアレグリア◎◎◎◎

お前さぁグラン大好きすぎるでしょ。本命にするの何回目だよ。

って言うのは置いといて

これはもう仕方ないんです。

 

ノーザンF天栄でC.ルメールで東京マイル

逆らえる訳ないでしょ。

 

昨年だって普通にアーモンドアイ勝ちましたからね。

 

正直言って不安要素が1つもない。

 

あ、でも1番人気を本命にしても全然面白くないよね

 

だからこの馬も

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◎◎◎◎テルツェット◎◎◎◎

こちらもノーザンF天栄 そしてM.デムーロ

ダービー卿CTを使ってきた時点で、この馬をヴィクトリアマイルで本命にすると決めてました。

実際にダービー卿CTで本命にして勝ちましたし、炎の十番勝負でもこの馬を指名してます。

 

まさか、グランが出走してくるとは思わないじゃん、、、想定外すぎた。

グランが負ける可能性があるとしたらこういう馬なのかなと。他の馬とはほぼ勝負付け済んでますし。

天栄側の思惑としても、もし、、グランアレグリアがしくじってもテルツェットいるから大丈夫っしょ!

って感じに揃ってますよね。

 

この2頭で鉄板だと思います。

 

久しぶりのデムルメ決着はココ

ミルコの勝負強さが戻ってくればテルツェットがグランアレグリアを倒す可能性まで考えてます。

まぁそれでも普通にグランが勝つと思いますが、、

 

グランはさすがに2着までには来ると思うのでテルツェット頭で2着グランの三連単もいいかなと。

相手は、国枝厩舎で在厩調整のマジックキャッスル、リピーターのサウンドキアラ、友道厩舎は過剰人気のデゼルよりランブリングアレー

そして、前に行ける人気薄、キングマンボ系のイベリスとディアンドルまで買います。

レシステンシアは久しぶりの関東輸送、大外枠、武豊、隣にスマイルカナがいるというかなり厳しい状況。完全に軽視します。

 

印に直すと

◎◎◎◎グランアレグリア◎◎◎◎

〇テルツェット

▲マジックキャッスル

サウンドキアラ

△ランブリングアレー

イベリス

△ディアンドル

 

こんな感じで。